湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

花束を君に

2019-09-06 13:44:00 | コラム
話し足りない‥


あと、少し
あと、少しだけって思っていても
自分のその声に気づかぬふりしてる


私が欲しかった言葉は
いったいなんだったんだろう


人は
足らない分を欲しがる


欲しがるから
寂しいし
せつないし


満たされるなんてこと
何をどんなふうにすればいいの


少し前
宇多田ヒカルさんが作った曲に
『花束を君に』という歌がある


ふいにお別れしてしまった彼女の
お母さんが題材らしい


言いたいこと
伝えたかったこと
どれほどだったか計り知れないね


花束を君に贈ろう
言いたいこと  言いたいこと
きっと山ほどあるけど
神さましかしらないまま
今日は贈ろう
涙色の花束を君に   ♪


話し足りなかったことが
よけいに思慕の念にかられてしまう


恋人なら
よけい切ない恋心を沸き立たせてしまうもの


誰しも
あと少し
あと少しって
どこまでも、どこまでも


けれど黙って
納得をしたふりして
じゃぁねって


幸せを願う思いに
置き換えながら











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