湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

急性副鼻腔炎と、、。

2020-08-19 21:14:00 | コラム
長い間、ブログ更新していなかったにもかかわらず、訪問していただいた方々がいらっしゃったこと
思えば有難い限りです。

ありがとうございます。



8月に入ってから
アレルギーが強く出たようで
薬を飲めば眠くなり
お盆前にはとうとう急性副鼻腔炎になってしまった。


しかし、なんですね
今のコロナ事情は、
病院側には、ちょっとした症状も驚異なのでしょうね。

おそらくアレルギーからの鼻の腫れでしょうが、
炎症だから、細菌、ウイルスも疑われて当然。

鼻が腫れて熱を持つ
しかし、体は平熱

病院の入り口で待ち構える人

タブレットによるサーモスタットには
平熱が出た

しかし、何処の科に診てほしいのか、
それは痛みはあるのか、症状は?
頭が痛いとかないですか?

投げかけられる質問

鼻が腫れて、顔全体が痛いから
当然、頭も重くなる。

伝えると、『診察できません』といわれた。
『全て、コロナの症状になります。』


他の看護師さんがやってきて
いきなり腫れている顔面めがけて
非接触体温計で、ピッと測った。

『37.8度あります。今日はお帰りください。もし、PCR検査をするなら、午後3時より、内科医が車に乗られてる患者さんの方々を周りますので、耳鼻科の先生ではないので、診察はどうなるかわかりません。もし、陽性がでても、自宅待機です。陰性でも、熱が下がるまで、診察、治療はできません。
数日、様子を見るなら、あとは、こちらには来ないでください。
保健所にて、指示を仰いで下さい』







『私は体は平熱なんです、鼻が腫れているだけなんです』

『顔を測って37.8度もある人が
熱がないと言い切れるわけがないでしょ。
あなたは熱があるのだから、
どこにも寄らず、人の迷惑にならず、帰宅してください』


なんとも言えなくて帰るしかなかった。

コロナの病院側の過剰防衛か、、、。


仕方ないとは言え、
私のような人は沢山いるはず。
その受け皿になるのはどこ?


もし、鼻ではなく、足の怪我や内臓からの熱の場合、2日ほどの様子を見てと言われたら、きっと、命を落とす人も居ないとも限らないじゃないか。
コロナの重傷者や、死者以外に
隠れた方々がいるに違いない。


私はそう思いながら
鼻が腫れているのを我慢して
午後3時まで待つことになり、さらに、それ以上待って
治療出来る確証はないのなら、
ドラッグストアの薬剤師さんに
副鼻腔炎の薬を選んでもらうことにしょうと車を走らせた。


なんてことはない。
下調べした通り、ドラッグストアの薬剤師さんは、漢方薬である『カッコントウカセンキュウシンイ』と言う漢方薬を勧めてきた。

急性副鼻腔炎には、先にこの漢方薬をつかい、落ち着いた頃に
慢性期へと移行する副鼻腔炎を
『ケイガイレンギョウトウ』を後に飲むようにと。


急性期をやり過ごすために
言われた通りの漢方薬を買った。



2日飲んだ。
それほど腫れは引かない
顔の痛みはさらに増した。

多分、それがマックスだったのだろうが、私は恐ろしくなってきたのだった。

元々、副鼻腔炎は、鼻の中の管に
膿が溜まった状態。
鼻は喉、目と涙腺とつながっている。
だから、目も少し腫れぼったい。

それも心配だったが、
鼻が脳とも繋がっていると言うこと。

このまま、膿が脳まで達したら
髄膜炎になっていまわないか、、、。

多分、その時は、体の体温も上がり
痙攣もすることだろう。


もし、抗生物質を今飲めば
その心配はなくなるのか?
腫れは引くのではないか?
この不安は無くなるのではないか?


お盆休みになってしまっている医療関係
追い払われた経緯、、、。


怖くて仕方なかった。
頭も痛い。
不安が横切ってばかりで食欲も落ちていく。


かつて飲んでいた内科の風邪薬が
どこかに残ってはいないかと
薬の引き出しを開けてみた。


今年1月、娘の結婚式の2週間前に
鼻風邪を引いたことがあった。
その時に、先生が多めに出してくれていた薬が2日分残ったままになっていた。

必死で、薬の内容を検索してみたら、
副鼻腔炎にも効くし
抗アレルギー剤も入っていたし
抗生物質、痰除去の薬もあった。


これだ!

2日分でどうなるか
飲んでみることにした。

当然のごとく
腫れは引き
痛みも消えた

その後、耳鼻科には行かないで
抗生物質が重複したり
変えたりするリスクもないように
いつもの内科医にその旨を話し
同じ薬を出してもらうことになった。


ひとやまは超えた。


あとは体力だけだと思ったころ
タブレットでの診療をしてもらえるところを探している時に
娘に相談したことが
娘の心配を煽ってしまったのか
soup stock tokyoの冷凍スープが
娘から送られてきた。


正直、泣きそうになった。



今回、思ったこと
タブレット形式での診療は、
日々進化している。
スマホ一つで診てもらえ、
薬が送られてくるようになっている。

近所の主治医以外に
そうした場所を作っていくのも
これから、年齢を重ねていくのには
心強いものになるかもしれない。

いま、政府は、コロナのことで
一時的に、こうした診療を緩和しているが、欧米や中国に後れをとっているこの分野。
熱があっても、遠隔で診てもらえる。


かつて、両親を自宅介護していた時に
在宅の先生とも話したりしていた。

閉鎖的な医療の業界を打破するには、この遠隔医療をどう進ませていくか。

今回の門前払いの病院
致し方ないとは言え、
病人は、様々な症状を抱えてる。
外的な処置が必要な場合は別だけれど
内的疾患、慢性的疾患に関しての
受け皿は、この遠隔医療かもしれないと思った。


そして、もう一つ
『急性副鼻腔炎』は、こんなにも鼻が腫れ、顔全体がこれほど痛いものかを知ったー。

今後は、アレルギーだと侮らず
ちゃんと耳鼻科に通い、
根本的に治療しょうと。