湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

バルーンスカートが着たい!

2018-11-10 00:03:23 | 日記
ふらりと入った店先で
見つけた深い緑のバルーンスカート


わたしに似合う?
似合わない?


一人で服を見立てるのは
難しい年頃になってきたものだ


頭の中は
若いつもりで
年の重ねてきた重みで
空気を痛くすることが
周りを見ていて分かるから


自分では
痛く思われないように
この程度ならいいのか
いや、この程度なら痛いのか


しかし
そのギリギリを行かないと
新しいものなんて着られない


ファッションには
こだわるほうでは無いの


ジーンズと
今なら
ネルシャツさえあれば
自分らしさが出るとさえ思う


けれど
だけれど


時折
少女の風が吹く



風にたなびいた
スカートのすそを
風にさらわれないように
いやんとばかりに
手で押さえてしまう仕草がしたくなる


その仕草が
可愛らしく
大人チックでありたいと
ほとんど妄想で描く
好ましいシーンのような思いにとらわれる


迷ったあげく
スカートはお買い上げ
頭の中は
タンスにしまい込んでいた
青緑のセーターが
一番似合うのだと思いつつ


おうちに帰った途端
そのセーターとバルーンスカートを
並べて色合いをみてみる

『うん、いいねー』

いつまでたっても
こういう色味が好きなのよねって
自分で思って自分でほくそ笑んだ


それから数日目の今日
さっそくの出番


秋の膳
賑やかに



*****蓮根まんじゅう********

指差し確認

2018-11-09 16:15:57 | 日記
指差し確認って
安全や、忘れ物を確認するには
とても有効だと思うのです

しかし
それが『人』に向けられた時
強いチカラが
ビームを放つように
人の胸を突き刺すもの

某国の大統領さん
人を指差すことは何ともない

それよりも
自分の権力を誇示せんとばかりに
使いなさる

見ていて
気分を害するのは私だけ?

ちょっとググれば
人に指を指すのは不愉快なことだと
世界的に見ても思う人々の多いこと

色んないわれや
時代的背景は様々ではあるようだ


上から押さえつけられると
反発する気持ちが芽生えてしまう
そこに、
チカラのある言葉が襲いかかるから
やられた方はたまったものじゃない。


忘れないでほしい


人を人差し指で指す時
あとの3本の指は
自分を指している

人差し指の3倍のチカラ

己を正してから

全てはそこからだと。


手、指、手のひら

全てが意味を持つ


どうせなら、
愛を語るときや
愛を奏でる時に使いたい





千年の大イチョウ

2018-11-07 14:30:56 | 日記
今日は急遽、県税事務所に
行かなければならなくなった。

車の納税証明書の車検に出した片割れの領収書が行方不明(笑)

ほれ、私のしそうなこと、、、。

ソリオ売却には必要なことで
致し方なしに、車を走らすこと1時間。


過ぎ行く木々の合間を抜けて
田舎道は続いていく。


ハラハラと落葉樹は
花びらのごとく舞い落ちながら
車のとおる風圧で
道の脇に追いやられる


運転しながら
『あーなたがクビをーかしげーてみていたー あーのイチョウはもうーすっかりー
きーいろー』


鼻歌交じりに出てくる、この季節には
大好きな歌を歌いながら
目はイチョウの木を探してた。


まだ青いままのイチョウと
黄色くなっていく途中のイチョウと、、。


県税事務所の事務的な作業は
あっという間に終わった。



そういえば、この辺に
イチョウの有名なお寺があるはずと検索。

すぐ近くだーと、思ったら
手が勝手にカーナビを設定していた。

そこから20分

古い古いお寺の境内には
大きなイチョウの木が二本

千年以上もそこに佇んでいるらしい。


比叡山からも、あの弁慶も来ていたらしいので
このイチョウを見ていたのかしら。

弁慶と言えば、生まれは和歌山 田辺市。

だからなのかどうかは知らないけれど、
そこのお寺は、『常陸の高野山』と呼ばれ
天台宗のお寺さんのはずが
宗派を問わずに参拝の方が集まるらしい。


私は何も知らずに来てしまったが
また、呼ばれてしまったのかな。

けれど、高さ27メートル、幹まわり6メートルの『大イチョウ』達は
いまだ、青々としていた。
小さな小さなイチョウ達は黄色くなっていたのにね。




色づいて
葉を落とす頃は
それはそれは、見事に
空色を黄色で埋め尽くしてしまうのだろう。

色づくのは、いつか?
また、来ないとね〜。










追記、、、、。
『銀杏の実』は、

まるで、モチモチした翡翠だ!


スマホのお知らせ機能

2018-11-06 07:03:24 | ポエム

スマホの画面に
お知らせがつづく


いつかの
設定のとおりに素直に応じてる


何度も
繰り返し
記されてるバースディ


出てくる出てくる
同じ名前


分身の術でも使ってる?


いったい
何人の同じ名前の人がいるの?


いや、わたし


いつかのわたしの姿が
そこにあるんだね


忘れないように
忘れないようにって
その時のそこには
願いがこもっている


忘れたくないよ
忘れたくないよって
未来への思いが
祈りに姿を変えていく


けれど
声を届けられないバースデー


だけどこのまま

忘れたくないから



毎年やってくる
誰にでもある特別な日


毎年やってくる
愛しくて切ない日


思いだけは
届くと信じてる


『おめでとうを贈ります』






ソリオくんとの別れ

2018-11-05 17:21:15 | 日記
今日は、スズキ自動車、ソリオくんの
愛車点検の日

それでもって
査定を行う

最近、ソリオくん、人気があるらしい。

私は、ソリオくんの前に
マーチくんが愛おしくて
大切に乗っていたけれど
どうも、うちの両親には
ドアから中に入るのが大変になってきて
腰をかがめなくていい
使い勝手のよいソリオくんに乗り換えた。

マーチくんとは、泣く泣くお別れをしたのが4年前。

そして、今度はソリオくんとも
お別れしょうとおもう。

可哀想なことに、身売りの金額がいくらになるか 。

貰い受けて下さるところは、
ピカピカにして、
よい値段で渡すのでしょうが
こちら側は、かなり乗ったソリオくんだったので、査定は大したことはないと
見くびっていたのだけれど
どうして、どうして、なかなかのもの。

人気があるからかしら。


ある程度のまとまった金額を提示されて
それで、手打ちにすることにした。


引き渡しは、来週になるけれど
数日間、感謝を込めて
可愛がってあげようと思います。

父と母にとっては
有難い車だったんだもの

わたしにも、それなりの思い出があるから
何故か切なさで、胸が痛い。

湖畔に止めて
夕陽を見ながら友達に泣きながら電話かけたり、嬉しい声をそこで聞けたり
両親の入退院のとき
ショートステイに送り出す時の荷物が2人分も、なんのその。

両親がいなかったら
多分、わたしはソリオくんを選んでないと思う。
使い勝手のいい奴だったけど
私には恋する車があったから。

これから、家人の車をしばらく乗ることになるけれど、
それが済んだら、恋する車を目指したいと思う。


ちょっぴり、先の楽しみと
車を手放す寂しさとを感じていると
湖畔にたどり着いて見た夕陽は、
白い雲と雨雲の絶妙なコントラスト


そこに
コラボするような夕陽だった。

水面に映り込んだ雲が美しかった。