杭州で飲む龍井茶は絶品です。特に龍井村のお茶農家で飲ませていただくものは、えも言われぬ芳醇な香りとコクのあるまろやかな味。丈長のガラスのコップ(イメージ的にグラスというよりコップ(笑))に、袋から鷲づかみに出した茶葉を入れ、魔法瓶からゴボっと湯を注ぐ。そのぞんざいな淹れ方(笑)とは対照的に、繊細で爽やかな風味は、これ以上の贅沢はないと思わせてくれます。やっぱり産地の水で淹れたものだからでしょうか。龍井問茶というには龍泉(龍井泉)の水で煎れなきゃいけないんだろうけど、龍井村の水でも大して変らないだろうと思ったりして…。好きで飲んでる程度なので、それほど味覚に自信もないし(笑)。
帰国後、お茶農家で分けてもらった龍井茶を煎れてみたら、全然味が違う…。
「同じ茶葉なのに、やはり水道水のせいかなぁ」なんて考えながら、ミネラルウォーターを使ったり、色々試行錯誤の結果、5年前は「ビッテル」で淹れるのが一番「龍井村の味に近い」なんて悦にいってたのですが、結局は茶葉の量の問題でした。龍井村の水で煎れると、茶葉の量が多くてもそれほど濃くはいらない感じなんですよ。まろやかというか何というか、上手く表現できないのですが、味と香りにまとまりがあっていい感じなんです。農家のおばちゃんの「鷲づかみ(笑)」のイメージが強くて、日本の水でもその量を基準に入れていたのですが、実際はそれより少ない茶葉でよかったのです。茶葉の量が判れば、水道水でも結構美味しくはいります。(…早く気づけよって感じですね(苦笑))
写真は龍井村の農家で試飲後の獅峰龍井明前、明後。緑茶は清明節前に摘まれたものが珍重されますが、個人的には、明前より明後の方が味に深みが出るので好きです。…飲む前の写真を撮っておけばよかった(^_^;)
帰国後、お茶農家で分けてもらった龍井茶を煎れてみたら、全然味が違う…。
「同じ茶葉なのに、やはり水道水のせいかなぁ」なんて考えながら、ミネラルウォーターを使ったり、色々試行錯誤の結果、5年前は「ビッテル」で淹れるのが一番「龍井村の味に近い」なんて悦にいってたのですが、結局は茶葉の量の問題でした。龍井村の水で煎れると、茶葉の量が多くてもそれほど濃くはいらない感じなんですよ。まろやかというか何というか、上手く表現できないのですが、味と香りにまとまりがあっていい感じなんです。農家のおばちゃんの「鷲づかみ(笑)」のイメージが強くて、日本の水でもその量を基準に入れていたのですが、実際はそれより少ない茶葉でよかったのです。茶葉の量が判れば、水道水でも結構美味しくはいります。(…早く気づけよって感じですね(苦笑))
写真は龍井村の農家で試飲後の獅峰龍井明前、明後。緑茶は清明節前に摘まれたものが珍重されますが、個人的には、明前より明後の方が味に深みが出るので好きです。…飲む前の写真を撮っておけばよかった(^_^;)