白龍江の観光を終えて、タクシーは山道をひた走る。
以下の写真は既に2時間半程走って19:24過ぎ。
19:24といっても北京時間な上、日が長い夏なのでまだ明るい。
九寨溝県城に着いたのは、夜の帳が降り始めた20時過ぎ。
市街のネオンサインが見え始めたころ運転手さんがカーナビにホテル名をセットすると、
カーナビは県城を抜けて更なる山道を指し示した。
……戸惑う運転手さん(笑)。
運転手さんは目的のホテルが九寨溝の県城(街中)だと思っていたようだが、
我々が取ったホテルは九寨溝景区の傍なので、まだまだ40数キロ西に進まなければならない。
タクシーの手配時にホテル名と住所は伝えてあったのだが…。
カーナビの指示に従って明るい街中を抜け、真っ暗な山道を進む事一時間、
21時過ぎにやっと目的のホテル・九郷賓館(きゅうきょうひんかん)に着いた。
▼九寨溝県城と九寨溝景区の位置関係
九寨溝景区周辺は山の合間の国道沿いに、観光客目当てのホテルや食堂が建ち並ぶ。
▼九郷賓館/背後は山(崖)で周りは食堂
九郷賓館のトリプルは一泊5730円。バスルームにシャワーカーテン等はなく、
エアコンも最初動作しなかったが、 一人一泊2000円弱、九寨溝景区入口まで
徒歩15分ともなれば、許容範囲。
対向二車線のS301道路沿いに発展した細長い観光街。
S301道路の両側は崖と川。