徳和園は光緒年間に西太后の観劇の為に建てられたらしい。
(位置関係は「頤和園2015 その三」の地図参照。)
▲門で入場券の確認があり、入場券には事務用のパンチで穴をあけられる。
徳和園内の「大戯楼」は三階建ての高さ21m。一階の舞台の間口は17m。
1891年創建で当時中国最大の戯楼だったそうだ。
また、一階~三階まで吹き抜けなので、
天上、地上、地下に跨がるストーリー展開ができ
舞台の下には井戸と池があるので、水を使った演出も可能だそうだ。
舞台の下は確認できなかったけど、さすがは西太后の為の舞台だけのことはある。
西太后は死ぬ37日前まで、ここで観劇を楽しんでいたそうだ。
▼大戯楼・NHKの「蒼穹の昴」や映画「西太后」でも京劇が上演される
シーンがあった。
▲白い雪のようなものは、北京名物の柳絮(りゅうじょ)
柳の種で、たんぽぽみたいに綿毛で種を運んでいる
▲映画「西太后」では天井の穴から孫悟空が降りてきた
▲大戯楼脇の観劇席(?)
▼群英会(左から魯粛・太史慈・蒋幹・周瑜・諸葛瑾)
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