7月12日から「七十二候」の「鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)」、
鷹の子が飛ぶ技を覚え、巣立ちを迎える頃です。
実は1か月ほど前、友人宅のある野庭の大きな桜の木にツミ(鷹の一種)の巣があって
ヒナが育っていると聞き、写真を撮りに寄ったのでした。
大砲のようなレンズのカメラを三脚に乗せた人たちや
双眼鏡を持った子どもたちが観察していました。
4月から見に来ている人もいて、ヒナは4羽で前日2羽が巣立って近くの枝にいること、
オスがエサを運んで来るのをメスが待っていて、空中で受け取るシャッターチャンスを待っているなど、
いろいろ教えてもらって、カメラを構えました。
電柱の上に、エサを運んで来るオスを待っているメスがいました。
巣の中にはこちら向きとあちら向きのヒナが立ち上がっていました。
近くの枝の巣立った2羽がいました。
以前、今は特養に居る伯母から老いる前にしておくこととして
「少しの蓄えとたくさんの友人」と伝授されたことを思い出しました。
自分の思いを聞いてもらえることも大きいけれど、毎日の生活中で大変なことをこなしている人達の情報、
それぞれの経験談などは本当に私の糧になっていて、前向きでいられるための必需品なんだと改めて感じました。