今回の旅、異動は全てワゴン車でしたが、映画のカーチェイスのような感覚でした。
ドキドキで、手に汗握るとは正にこの事だと思ったのでした。
それは、市民の足とされるトゥクトゥクを追い越しながら走って行くからなのです。
慣れてくると、クラクションを短く鳴らすとトゥクトゥクは左に寄ること、
(中にはなかなか左に寄ってくれない場合もあります)
車種によって制限速度が違うこと、などが分かってきました。
バス網はとても多く、トゥクトゥクを追い越す時に対向車線のバスにドキドキでしたが
無理な運転はしない運転手さんへの信頼が高まってからは、景色を楽しみました。
目についたものは、家の外に吊るしてあるランタンです。
これは5月のおまつり(ヴェサック祭)の時に家々に飾られるそうなのですが、
そのまま飾っておいて壊れたら外すらしく、スリランカのおおらかさを感じました。
車窓からなのでランタンの写真はほとんどありませんが、
白が多いものの模様入りや大きさや形も様々で、毎日探すのが楽しかったです。
ヴェサック祭を調べてみたら、仏教の最も大切なお祭りとありました。
仏陀の誕生、成道(悟りを開いた日」、涅槃(入滅の日)が全て第2月の第1満月の夜
という伝承に由来しているとか。スリランカは上座部仏教ですが、
大乗仏教の日本ではそれぞれ4月の花祭り、12月の成道会、2月の涅槃会となります。
100頭の象が行進するキャンディのヘラヘラ祭もとっても魅力的ですが、
ヴェサック祭であちこちランタンだらけになる様子もぜひ見てみたいです
街道沿いにバナナなどを売る屋台が増えてくると、町です。
頻繁に売れているようには見えなくて、のんびりした風景ですが、
港が近い時は、魚の屋台が並んでいました。生の魚は午前中で殆ど売れてしまうようです。
町に入ると、トゥクトゥクが増え、バスも増え、一気に活気付きます。
信号の横の数字は後何秒で変わるかを表しています。
< つづく >
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます