まああの~、お恥ずかしい話なんですが
職場の話です
うちの仕事場の生命線と言える作業員が二人いまして、
といっても人数が少ないので、皆が皆、全員生命線と言えるのですが
そのうちの一人がMAIさん(仮名)です。
弊社に置けるマスターヨーダの立ち位置となりましょうか。
彼女は、その道ひとずじ35年の職人技を身につけておりまして、中学校を卒業しているのかどうかも怪しいほどの齢から働いているそうです
私とは、かれこれ20年になりましょうか、
あのBMWのボスから雇われていたのが出会い
その頃には既に熟練のレベルにありました。
引き抜いた訳ではなく、私が仕事場を立ち上げた数年後に恋人のMU(オナベ)から連れ添われて
「二人雇って欲しい」と言って来たのが直接雇用の始まりです。
我が社のクオリティーを押し上げる重要人物であるのですが
そういうマンパワーに頼っていては、経営が安定しないのは世の常ですね。
そりゃそうでしょう、だって会社が成り立つかどうかが
一人の人間に左右されるのですから
もう、彼女が長期の休暇で出勤できないなんて状態にでもなれば、ただ右往左往することになります。
それも毎年のように彼女のプライベートな事情を丸かぶりしては業績不振に陥る
それが一人の話ではなくて、ほぼ全員が我がままに行動するとなると?
メンバーの全員が、個人的な理由で会社を休んだり、或いはプライベートな事情で商品に悪影響を及ぼしたり
それも二人同時にやらかすとどうなるか?
今年は三人同時の時もありましたが、
( ノД`)うわー!!って感じで、もう投げやりになるしかない
生産効率とか生産調整とか、いったい何処の世界の話?
正社員を規定数満たさねば、お取り潰しになるのが外資に課せられたルールですから、もう退社しないだけマシとなります。
その繰り返しに辟易とするのが零細の悲しい性といえるでしょうか。
タイで起業した外国人が、数年を待たずして次々と撤退するのも頷けます。
それで話しゃー戻りますが、そのMAIさん
現場責任者のLHに言わせると、かなり性格が悪いそうなんです。
性格というか、ニサイ・マイディーと言ってますから、習性? 育ち? 現状?
ひっくるめて、精神的コンディションが安定しないという意味かもしれませんが、
付き合うのに難しい人間であると言ってます。
非常にデリケート、言葉一つで、態度一つで気分を害す
いったんへそを曲げたなら、いつかの段階で仕返しは覚悟せねばならない
皆さんの職場にもそんな人がいませんか?
オカマもそうですが、性格に問題がある人ほど仕事ができたりするわけで、とかくこの世はままならない。
また周りを巻き込むというか、同僚たちとの利害一致を背景に共闘を持ち掛けるのが上手なようで、
彼女に上から目線で命令なんて絶対にできないと、そんな事すると労働者から総すかん食いそうだと、直接上司であるはずのLHはビビってますね~
もともとは上下関係ではなくて、同待遇の同僚ですからね
過去の付き合いもあるし、非常にやりにくいみたいなんです。
LH自体が底辺労働者出身で人間管理の勉強なんてやってませんし
皆からは労働組合長としての役目しか期待されてない感もあります。
ああ~、ややこし!!!
そもそもMAIはオナベの彼女なわけで、その時点で普通の人じゃありませんね
トランスジェンダー?、よくわかりませんが、
発達障害でひとくくりにすると、取り扱い注意なのも納得できます。
それで、今年になって二回ほど長期の休暇で休んだMAIなんですが
その理由がスゴイですよ、数年前に両親が亡くなった後はチェンライにある実家には弟夫婦を住まわせていたが、
夫婦がろくすっぽ掃除もしないと、それでムカついているというわけです。
「それと仕事とどう関係があるってんだ?」 という疑問は横に置いといて・・・
その弟さんの嫁が、なんと、こともあろうに恋人MUの妹なんですね!!
親戚付き合いするうちに、できちゃったそうです。
そうなれば、女同士のカップルは正式な家族ではありませんから
隅っこの方に追いやられると、
「二人とも、婆さんになってまで妄想の中を続けるの?」って、
そんな冷たい空気を感じてるんじゃないですかね?
4年前にMUの姪ちゃんが大学生になった時、保護者が必要だと要請があり、MUは退社して大都会のバンコクへと移り住みました。
それからは別居となり、遠距離恋愛のようなものに
そのうち関係も終息、そのようなシナリオを私は予想していました。
私と言えば、MAIとMUの二人が一緒に居ない平和を噛みしめました。
そんなところ、今年になって意を決したMAIは長年の貯蓄を切り崩し、
田舎にある旧家の大改築に取り掛かりました。
「それと仕事と何の関係が?」ってのは横に置いといて・・・
一か月の無断休暇から戻って来たMAI(最近は急に消える)
事務仕事中の私に向かって、タイ語でベラベラ話し始めます
かろうじて「退社したい」と言ってるのは理解できました。
LHは同行もせずに、「私は無視されてるから」と知らんふり。
「私はぜんぜん聞いてませんよ」と惚けてますが、「自分で直接話せよ」と言ってるのは明確ですね
なにせ、スタッフとトラブルたびに、困れば問題を私に丸投げしますからねwww
MAIを引き止めなきゃ会社ヤバいですからね、
「おまえが引き止めろよ、コラ!」というLHへの言葉をグッと飲み込んで、
「おおお~…、タンマイ~、マイハイパイ~!」(なんで? 行かせないよ~)なんて言って、
「ティーバーン、ミーパンハーニッッディヨゥナ~、ターMAIマイミー、ボーリサットペンヤンガ~ン」
(実家の問題なんて小さいもんじゃん、もしMAIが居ないけりゃ会社はどうなるの?)
なんていってカタカナ泰語で嘆願せにゃならんのですよ。
まあ口だけでは効果ありませんから、ズドン!と会社利益を減らして対応するしかありません。
それで様子見、効果が無ければ第二弾、第三弾と打ちこんゆくしか手立て無し。
「だいたいオメー、今年はぜんぜん働いてないじゃないか!」っていう罵声はグッと飲み込んで・・・
まあ、それで効果があったのか、月曜日にも淡々と仕事をしてるMAIに一安心しました
しかし、あっと気付くと退社したMUが仕事場いて、べラベラ仕事中の皆さんに話しかけてますね
「なんで? 」と冷や汗タラタラ
「おいおい、MUは何しにきてるの?」とLHに質問
「それが、昨日からここに寝泊まりしてます」
「は?、誰が寝泊まりしていいって話したの? MAIの報酬は激上がりしたんだぞ、これ以上の傍若無人なワガママは許されないんじゃないの?」
「MAIが辞めると言いだすかもしれないので、私は怖くて注意できませんよ、そこ注意すると皆から悪い人だって私が嫌われちゃうから、文句があるなら自分でどうぞ・・」
「……、、」
「それより、Muが再び雇って欲しいと他のメンバー周りで言ってきましたよ、どうします?」
「どうしますって、、また組織を私物化するの分かってるじゃん、問題あるに決まってるじゃん?」
「私は断る立場にありませんから聞いてないフリします、mugaが自分で話してくれますか」
「……、、」
横からシャシャリ出てきたMUは、MAIの報酬が激上がりしたことをナイショにするばかりか、あたかもそれが自分の功績であるかのように触れ回り、かつて行ったように労働者たちを焚きつけてリーダーシップを取り戻そうと画策しているようにも見えるし…
自腹を切らずにヒーローに成れる手っ取り早い方法があるとすれば、
それは労働組合長
そのセオリー通りにシャシャリ出てきた感が否めない。
それにしても天性のネゴシエーターであるMUから焚きつけられた社員たちは、自分たちの待遇と、やりたい放題で少ししか仕事量のないMAIとの好待遇を比べられて気分的に良いはずがない。
その矛先は、当然に中間に立つ人間へと向かっているはず。
対抗するのは、人類史上もっとも弱腰マネージャーと言われるLH(笑)
さて、この無限ループのような闘いに、
終息の日が訪れるのは
いつの事だろうか!!!!!
ないない ('ω')ノ
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職場の話です
うちの仕事場の生命線と言える作業員が二人いまして、
といっても人数が少ないので、皆が皆、全員生命線と言えるのですが
そのうちの一人がMAIさん(仮名)です。
弊社に置けるマスターヨーダの立ち位置となりましょうか。
彼女は、その道ひとずじ35年の職人技を身につけておりまして、中学校を卒業しているのかどうかも怪しいほどの齢から働いているそうです
私とは、かれこれ20年になりましょうか、
あのBMWのボスから雇われていたのが出会い
その頃には既に熟練のレベルにありました。
引き抜いた訳ではなく、私が仕事場を立ち上げた数年後に恋人のMU(オナベ)から連れ添われて
「二人雇って欲しい」と言って来たのが直接雇用の始まりです。
我が社のクオリティーを押し上げる重要人物であるのですが
そういうマンパワーに頼っていては、経営が安定しないのは世の常ですね。
そりゃそうでしょう、だって会社が成り立つかどうかが
一人の人間に左右されるのですから
もう、彼女が長期の休暇で出勤できないなんて状態にでもなれば、ただ右往左往することになります。
それも毎年のように彼女のプライベートな事情を丸かぶりしては業績不振に陥る
それが一人の話ではなくて、ほぼ全員が我がままに行動するとなると?
メンバーの全員が、個人的な理由で会社を休んだり、或いはプライベートな事情で商品に悪影響を及ぼしたり
それも二人同時にやらかすとどうなるか?
今年は三人同時の時もありましたが、
( ノД`)うわー!!って感じで、もう投げやりになるしかない
生産効率とか生産調整とか、いったい何処の世界の話?
正社員を規定数満たさねば、お取り潰しになるのが外資に課せられたルールですから、もう退社しないだけマシとなります。
その繰り返しに辟易とするのが零細の悲しい性といえるでしょうか。
タイで起業した外国人が、数年を待たずして次々と撤退するのも頷けます。
それで話しゃー戻りますが、そのMAIさん
現場責任者のLHに言わせると、かなり性格が悪いそうなんです。
性格というか、ニサイ・マイディーと言ってますから、習性? 育ち? 現状?
ひっくるめて、精神的コンディションが安定しないという意味かもしれませんが、
付き合うのに難しい人間であると言ってます。
非常にデリケート、言葉一つで、態度一つで気分を害す
いったんへそを曲げたなら、いつかの段階で仕返しは覚悟せねばならない
皆さんの職場にもそんな人がいませんか?
オカマもそうですが、性格に問題がある人ほど仕事ができたりするわけで、とかくこの世はままならない。
また周りを巻き込むというか、同僚たちとの利害一致を背景に共闘を持ち掛けるのが上手なようで、
彼女に上から目線で命令なんて絶対にできないと、そんな事すると労働者から総すかん食いそうだと、直接上司であるはずのLHはビビってますね~
もともとは上下関係ではなくて、同待遇の同僚ですからね
過去の付き合いもあるし、非常にやりにくいみたいなんです。
LH自体が底辺労働者出身で人間管理の勉強なんてやってませんし
皆からは労働組合長としての役目しか期待されてない感もあります。
ああ~、ややこし!!!
そもそもMAIはオナベの彼女なわけで、その時点で普通の人じゃありませんね
トランスジェンダー?、よくわかりませんが、
発達障害でひとくくりにすると、取り扱い注意なのも納得できます。
それで、今年になって二回ほど長期の休暇で休んだMAIなんですが
その理由がスゴイですよ、数年前に両親が亡くなった後はチェンライにある実家には弟夫婦を住まわせていたが、
夫婦がろくすっぽ掃除もしないと、それでムカついているというわけです。
「それと仕事とどう関係があるってんだ?」 という疑問は横に置いといて・・・
その弟さんの嫁が、なんと、こともあろうに恋人MUの妹なんですね!!
親戚付き合いするうちに、できちゃったそうです。
そうなれば、女同士のカップルは正式な家族ではありませんから
隅っこの方に追いやられると、
「二人とも、婆さんになってまで妄想の中を続けるの?」って、
そんな冷たい空気を感じてるんじゃないですかね?
4年前にMUの姪ちゃんが大学生になった時、保護者が必要だと要請があり、MUは退社して大都会のバンコクへと移り住みました。
それからは別居となり、遠距離恋愛のようなものに
そのうち関係も終息、そのようなシナリオを私は予想していました。
私と言えば、MAIとMUの二人が一緒に居ない平和を噛みしめました。
そんなところ、今年になって意を決したMAIは長年の貯蓄を切り崩し、
田舎にある旧家の大改築に取り掛かりました。
「それと仕事と何の関係が?」ってのは横に置いといて・・・
一か月の無断休暇から戻って来たMAI(最近は急に消える)
事務仕事中の私に向かって、タイ語でベラベラ話し始めます
かろうじて「退社したい」と言ってるのは理解できました。
LHは同行もせずに、「私は無視されてるから」と知らんふり。
「私はぜんぜん聞いてませんよ」と惚けてますが、「自分で直接話せよ」と言ってるのは明確ですね
なにせ、スタッフとトラブルたびに、困れば問題を私に丸投げしますからねwww
MAIを引き止めなきゃ会社ヤバいですからね、
「おまえが引き止めろよ、コラ!」というLHへの言葉をグッと飲み込んで、
「おおお~…、タンマイ~、マイハイパイ~!」(なんで? 行かせないよ~)なんて言って、
「ティーバーン、ミーパンハーニッッディヨゥナ~、ターMAIマイミー、ボーリサットペンヤンガ~ン」
(実家の問題なんて小さいもんじゃん、もしMAIが居ないけりゃ会社はどうなるの?)
なんていってカタカナ泰語で嘆願せにゃならんのですよ。
まあ口だけでは効果ありませんから、ズドン!と会社利益を減らして対応するしかありません。
それで様子見、効果が無ければ第二弾、第三弾と打ちこんゆくしか手立て無し。
「だいたいオメー、今年はぜんぜん働いてないじゃないか!」っていう罵声はグッと飲み込んで・・・
まあ、それで効果があったのか、月曜日にも淡々と仕事をしてるMAIに一安心しました
しかし、あっと気付くと退社したMUが仕事場いて、べラベラ仕事中の皆さんに話しかけてますね
「なんで? 」と冷や汗タラタラ
「おいおい、MUは何しにきてるの?」とLHに質問
「それが、昨日からここに寝泊まりしてます」
「は?、誰が寝泊まりしていいって話したの? MAIの報酬は激上がりしたんだぞ、これ以上の傍若無人なワガママは許されないんじゃないの?」
「MAIが辞めると言いだすかもしれないので、私は怖くて注意できませんよ、そこ注意すると皆から悪い人だって私が嫌われちゃうから、文句があるなら自分でどうぞ・・」
「……、、」
「それより、Muが再び雇って欲しいと他のメンバー周りで言ってきましたよ、どうします?」
「どうしますって、、また組織を私物化するの分かってるじゃん、問題あるに決まってるじゃん?」
「私は断る立場にありませんから聞いてないフリします、mugaが自分で話してくれますか」
「……、、」
横からシャシャリ出てきたMUは、MAIの報酬が激上がりしたことをナイショにするばかりか、あたかもそれが自分の功績であるかのように触れ回り、かつて行ったように労働者たちを焚きつけてリーダーシップを取り戻そうと画策しているようにも見えるし…
自腹を切らずにヒーローに成れる手っ取り早い方法があるとすれば、
それは労働組合長
そのセオリー通りにシャシャリ出てきた感が否めない。
それにしても天性のネゴシエーターであるMUから焚きつけられた社員たちは、自分たちの待遇と、やりたい放題で少ししか仕事量のないMAIとの好待遇を比べられて気分的に良いはずがない。
その矛先は、当然に中間に立つ人間へと向かっているはず。
対抗するのは、人類史上もっとも弱腰マネージャーと言われるLH(笑)
さて、この無限ループのような闘いに、
終息の日が訪れるのは
いつの事だろうか!!!!!
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しかしながら煽てて褒め讃えないと仕事に乗れない人相手に、
悟られるなって無理ですよね。
我が家は農場の出入りへ人手が掛かるだけで、
農場内では自動化してますので放っとけば驚きの芸術作品が出来上がるのですが、
タイ人を使って全部人手で作り上げるとなると、精神的な消耗戦ではないかと思うのですよ。
ファーウェイのスマホは検査以外は機械が作っているそうで、
日本でも某ちゃんぽん会社は調理が全自動。
ムガさんところも全自動にしましょうか?
うほっ!フェアウェイに外食チェーンにメンカーム園芸店とビッグなお話し有り難うございます。
しかし悲しいかな、恥ずかしいかな、ウチはスモールビジネスなんですよね〜
イオンやサンリブで売ってるような商品じゃ戦えない隙間産業なんです。コモディティ路線じゃ大資本から駆逐されちゃうので、どうしても手作業によるスペシャリティに特化する必要があります。
私も全自動化を念頭に2つ目の柱を起業すべく農地16ライを市郊外に購入したのは今から8年前になりますか、その後の崩壊はご存知の通りです。
確かにタイ人を雇うのはリスクばかりが目に付きますが、新展開から今のスタッフとは7年間の付き合いになりますから完全な失敗とはいえないかと。
やはりインラック政権から始まるインフレ路線、基本給の爆上げの煽りを食っているのは確実でしょう、給与は約二倍になりましたもんね。
これ以上のポピュリズム制作はご遠慮願いたいのですけど、はてさて?、また票読みで愚策の連発とならないよう祈るばかりです。
只今、二人の新人を教育中ですが、ついてこれるかどうか固唾を飲んで見守っております。