7月20日美里中学校知花支部では「生徒会支部結成」と講演会を開催した。支部結成は地域の中学生が奉仕活動や諸活動に参加することで、地域の一員としての意識を高め地域の伝統、文化の継承、発展に貢献できる生徒の育成を目的として行われています。
知花支部では、支部結成の前に講演会を開催し「命の大切さ~思春期における性について~」と題し、中頭病院看護師長 宮城章子さんが講演を行った。宮城氏は助産師としての立場から母親の胎内での子どもの成長から生まれるまでの過程を手づくりの模型や小道具を活用し分かりやすく解説した。又、精神的にも肉体的にも成長過程にある思春期は異性や性に関する興味も高まり、特にセックスへの関心が高まる時期でもある。同氏は「自ら行った行動には必ず結果を伴い、その結果に対して自ら責任の持てる行動をしてほしい。その選択肢は自分自身にあります。」と語った。
又、セックスをすることによって起こる性感染症や、正しい避妊の知識とその対処法についても説明を行った。
講演会終了後、生徒会支部結成が行われ、3年生を中心とする各学年のリーダーが選出された。今年の活動としては、11月に行われる沖縄市クリーンデーに参加し地域の美化活動に参加することで話し合った。
▲手づくり模型を活用して説明を行う講師の宮城氏