窓の外のより遠くを
見ようとしているツキさん。
年末にツキさんを連れ帰ってから4日目。
やっと少し落ち着いてくれました。
帰ったその日は、途切れなくウーウーと低音で鳴いて、
ツキさんとムートンを威嚇していました。
その次の日も興奮して、鳴いてばかりいました。
その後、だんだん鳴いている時間は短くなって行きましたが、
扉を自分で開けようと、涙ぐましいまでの努力をしていました。
私はそのたびに、
「だめよ!助けられるのに、助けないでツキさんを死なす訳にはいかないの!」
と言い聞かせました。
新年になってからは、しばらく扉をガタガタした後、
諦めて大人しく椅子の上で眠っています。
手すりから隣の家の屋根に移り、地べたへと飛び降りて逃げたりしなければ、
ベランダには出してもいいし、
命を失う危険のある、元いた場所には決して戻らず、
私の家にはちゃんと帰って来てくれるのならば、
外へと出してもいいのですが。
去年の冬は、家の中にずっといたのだから、
また同じような感じになってくれたらいいなと思います。
せめて、飢えと寒さと病気からは遠ざけてあげたいです。
同じ人が書いてます。よかったらついでに読んでね。
「カタバミ女史の疑問だらけの(ノート)」。
今日のタイトルは「織田信長役の俳優は、信成サマの御姿を参考にキャスティングしてみろ!」です。