ポップンマッシュルームチキン野郎『うちの犬はサイコロを振るのをやめた』を駅前劇場にて、7月9日(水)開演15:00開演を観劇しました。
ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。
【作・演出】吹原幸太
【照明】萩原賢一郎(アルティプラノ)
【音響】山下菜美子(mintAvenue inc.)・五十川由佳
【音楽】西山宏幸(ブルドッキングヘッドロック)
【舞台美術】仁平祐也
【衣装】サイトウマサミ・増田赤カブト
【映像制作】スタヂオけろり
【舞台監督】今井聰
【演出助手】朝比奈史樹
【予告編監督】吉田ハレラマ
【写真撮影】菅原康太
【デザイン】瀬川祐
【出演】加藤慎吾、増田赤カブト、小岩崎小恵、サイショモンドダスト★、野口オリジナル、CR岡本物語、NPO法人、渡辺裕太、井上ほたてひも、横尾下下、高橋ゆき、吹原幸太(以上、ポップンマッシュルームチキン野郎)
【ゲスト】今井孝祐、美津乃あわ、藤田慶輔(ナイスコンプレックス)、仁田原早苗、吉田翔吾、辰己晴彦
【特別出演】萩野崇
【ストーリー】
ダグラス・マッカーサー君が「いくら何でもデカすぎじゃね?」というコーンパイプをスースーしていた第二次大戦直後の日本。
横浜の片隅で、一匹の犬が自由気ままにも程がある暮らしをかましていた。彼の名前は、ゴルバチョフ。 今は無き満州国に生を受け、『未来を見渡せる』能力のせいで時代に翻弄されたワケアリの男(オス)だ。
脳まで溶け出しそうなある暑い夏の日、ゴルバチョフはシヅ子と名乗る一人の女と出会う。 その出会いが彼を幸せの絶頂に導いた時、眼前に広がった未来のビジョンは、ゴルバチョフを最期の衝動へと突き動かすのだった!
【感想】
客入れのパフォーマンス。
バー?スナック?のマスターとお客が会話。実はマスターはかつてそこそこ有名なミュージシャン。(タイムリーな)チャゲ&飛鳥のチャゲ。
黒いサングラスをかけハットをかぶり、マイク片手に歌う「SAY YES」。ほとんど歌っていないけど~。
ASKAがベージュのロングコート(風のロングカーディガン)で店に現れ、二人で「YAH YAH YAH」を熱唱。
美術は全体が額縁仕立て。中央奥が凹んでおり、そのすぐ横、下手側は照明があたるとシースルーになる。ここに謎の男(血まみれの軍服姿)が幻影として浮かび上がる。上手・下手の両サイドが回転ドア。場面転換や出はけに使用される。ぐるぐると回転する演出も。
プロジェクションマッピングでタイトルのアニメーションが映し出される。
音楽は客入れのときに、チャゲ&飛鳥、美川憲一「さそり座の女」 。零戦のシーンには「風の谷のナウシカ」の楽曲。劇中で歌もあり。
最初のほうで某国をネタにする場面があり、えっ?大丈夫?と余計な心配をしてしまう。絶対に映像(TVや映画)では無理だな~と思った。
「計算」「バグ」「高脂質」「頭痛」がキーワード。
日本軍の実験手術により予知能力をもってしまった、シベリアンハスキー犬ゴルバチョフのヒーロー物語。でも、基本救いがないひどいお話。
戦争が舞台だが重くなりそうでならず、暗くなりそうでならず、相変わらず笑いはたっぷり。ただし、731部隊も出てくるし、場面によっては拷問やその後の無残な姿もあり。
シヅ子はかわいいし、ゴルバチョフは健気。個人的にはマッサージチェアが好き♪
ラストはずるい泣けた…。
救いがないけど、ないなりにあるような気がする。言葉にするのが難しい、そんな感じ。
佐野洋子の『100万回生きたねこ』やNODA・MAPの『エッグ』をふと思い出したりした。
帰宅してからもしっかりと心に残る作品。
劇団員の方も客演の方もみなキラキラ輝いていて魅力的♪
客演の美津乃あわ、クレオパトラ木村というダンサー役で歌って踊ってオーラ全開!
あの濃いアイメークはご本人の定番なの?劇団鹿殺し『無休電車』のときにも観たので。
特別出演の萩野崇、すらっとした長身に整った顔立ちでカーキ色の軍服が似合うこと♪ 冷酷な軍人を好演されて♪
カーテンコールは1回。吹原幸太からご挨拶。
この日はアフターイベント付き。アフターなのにまさかの40分!
最初は増田赤カブトがレディー・ガガ、ほかのみなさんがバックダンサーでパフォーマンス。久しぶりだったとかで、振りは結構間違っていたのはご愛敬。
その後、行司衣装の吹原、増田のお二人でMC。お題でパフォーマンス?小芝居?とクイズ。
そのあまりな内容は、ラストの余韻を見事に粉砕し尽くし、苦笑&爆笑。詳しくは書かないけどかなりな下ネタ(全裸@男性キャスト)だったということで。
特に客演の萩野崇、元仮面ライダー(東映系正義の味方)はそんなことしてはいけないのでは~! 東京ハートブレイカーズ『チルドレン』ではあんなに素敵なお姿だったのに。
音楽の西山宏幸も東京ハートブレイカーズ『サイレント・フェスタ』に出演されてたはず。
最後は小岩崎小恵、紅い肩出しドレスで沢田研二「勝手にしやがれ」を歌って終了。
満腹。今回もお腹いっぱい♪
客入れのパフォーマンス。
バー?スナック?のマスターとお客が会話。実はマスターはかつてそこそこ有名なミュージシャン。(タイムリーな)チャゲ&飛鳥のチャゲ。
黒いサングラスをかけハットをかぶり、マイク片手に歌う「SAY YES」。ほとんど歌っていないけど~。
ASKAがベージュのロングコート(風のロングカーディガン)で店に現れ、二人で「YAH YAH YAH」を熱唱。
美術は全体が額縁仕立て。中央奥が凹んでおり、そのすぐ横、下手側は照明があたるとシースルーになる。ここに謎の男(血まみれの軍服姿)が幻影として浮かび上がる。上手・下手の両サイドが回転ドア。場面転換や出はけに使用される。ぐるぐると回転する演出も。
プロジェクションマッピングでタイトルのアニメーションが映し出される。
音楽は客入れのときに、チャゲ&飛鳥、美川憲一「さそり座の女」 。零戦のシーンには「風の谷のナウシカ」の楽曲。劇中で歌もあり。
最初のほうで某国をネタにする場面があり、えっ?大丈夫?と余計な心配をしてしまう。絶対に映像(TVや映画)では無理だな~と思った。
「計算」「バグ」「高脂質」「頭痛」がキーワード。
日本軍の実験手術により予知能力をもってしまった、シベリアンハスキー犬ゴルバチョフのヒーロー物語。でも、基本救いがないひどいお話。
戦争が舞台だが重くなりそうでならず、暗くなりそうでならず、相変わらず笑いはたっぷり。ただし、731部隊も出てくるし、場面によっては拷問やその後の無残な姿もあり。
シヅ子はかわいいし、ゴルバチョフは健気。個人的にはマッサージチェアが好き♪
ラストはずるい泣けた…。
救いがないけど、ないなりにあるような気がする。言葉にするのが難しい、そんな感じ。
佐野洋子の『100万回生きたねこ』やNODA・MAPの『エッグ』をふと思い出したりした。
帰宅してからもしっかりと心に残る作品。
劇団員の方も客演の方もみなキラキラ輝いていて魅力的♪
客演の美津乃あわ、クレオパトラ木村というダンサー役で歌って踊ってオーラ全開!
あの濃いアイメークはご本人の定番なの?劇団鹿殺し『無休電車』のときにも観たので。
特別出演の萩野崇、すらっとした長身に整った顔立ちでカーキ色の軍服が似合うこと♪ 冷酷な軍人を好演されて♪
カーテンコールは1回。吹原幸太からご挨拶。
この日はアフターイベント付き。アフターなのにまさかの40分!
最初は増田赤カブトがレディー・ガガ、ほかのみなさんがバックダンサーでパフォーマンス。久しぶりだったとかで、振りは結構間違っていたのはご愛敬。
その後、行司衣装の吹原、増田のお二人でMC。お題でパフォーマンス?小芝居?とクイズ。
そのあまりな内容は、ラストの余韻を見事に粉砕し尽くし、苦笑&爆笑。詳しくは書かないけどかなりな下ネタ(全裸@男性キャスト)だったということで。
特に客演の萩野崇、元仮面ライダー(東映系正義の味方)はそんなことしてはいけないのでは~! 東京ハートブレイカーズ『チルドレン』ではあんなに素敵なお姿だったのに。
音楽の西山宏幸も東京ハートブレイカーズ『サイレント・フェスタ』に出演されてたはず。
最後は小岩崎小恵、紅い肩出しドレスで沢田研二「勝手にしやがれ」を歌って終了。
満腹。今回もお腹いっぱい♪
【画像】
フライヤー裏、トップ画像は表。
チケット 整理番号順に入場なので、当日精算組は一番最後。
当日パンフレット ゴルバチョフがポージング♪
吹原のご挨拶、登場人物紹介、今後のご予定など。
パンフレット A4判 フルカラー 2000円
登場人物・キャストの紹介、萩野×美津乃×今井×吹原の対談、小岩崎が描く少女漫画、脚本など。ちなみにこの漫画は美内すずえ先生(ガラスの仮面)+大和和紀先生(はいからさんが通る)+こしたてつひろ先生(ドッジ弾平)風。
【余談】
夏の駅前劇場は覚悟がいる! 入場待ち列が階段の壁際で、3階で受付を済ませて列の最後尾はほぼ1階。
劇場内は冷房(場所によっては冷気が直接あたる)が効いているのでいいのだだが、階段は蒸し風呂状態なのでうだるような暑さ。
こればっかりは何回行っても慣れないなぁ~。
夏の駅前劇場は覚悟がいる! 入場待ち列が階段の壁際で、3階で受付を済ませて列の最後尾はほぼ1階。
劇場内は冷房(場所によっては冷気が直接あたる)が効いているのでいいのだだが、階段は蒸し風呂状態なのでうだるような暑さ。
こればっかりは何回行っても慣れないなぁ~。
【リンク】