不登校の息子とビョーキの母

不登校の息子との現在、統合失調症の母との過去

こんな先生のいる学校には行きたくない

2018-06-13 09:00:39 | 日記
3年の担任はまだマシなほうでした。
本当にひどかったのは、息子が不登校になった2年の時の担任です。

卒業証書を受け取った日、1年次と3年次の担任は来ましたが、2年次の担任は来ませんでした。
既に他の学校に異動していたのです。
突然異動になった理由は、息子と同じクラスの女子と交際しているという噂のためでした。

保護者会で
「うちのクラスはS君がいるので不登校が増えてます」
と言って、ヒンシュクを買ったのもこの先生です。
自分のクラスに不登校が多いのを、特定の子供のせいみたいに言うなんて、教師としての常識を疑います。

ほかのクラスと比べて宿題が多いのも不公平だし、子供たちによれば、とても口うるさくて怖いということでした。

5月の家庭訪問の直前に、息子は病気でもないのに初めて登校を渋りました。

Pというクラスメートに目を付けられていることは聞いていたので、私は厳しくとがめずに、
「じゃあ、今日はのんびりしなさい。でも明日からはまた行くんだよ」
と言いました。

その翌日、約束どおり登校した息子はぷんぷん怒っていました。

「どうしたの」
「カワグチにおとといノート貸したんだけどさ」
カワグチ君は部活の友達です。

「俺が休んでる時に返しに来て、机に入れていったんだよ。そうしたら生活委員が『置き勉』にカウントしやがった」
『置き勉』というのは、勉強道具を学校に置きっぱなしにすることで、生活委員が毎日チェックするのです。

「それはおかしいね。休んでて持って帰れなかったのに」

「連絡ノートに書けば先生が取り消してくれるんじゃない?」
上の子が言うので、それがいいということになり、息子は経緯を連絡ノートに書きました。

ところが、その翌日、息子はもっと怒りながら帰ってきたのです。

「今度はどうしたの」
「これ、見てよ」
言いながら、連絡ノートを私に突きつけます。

『休んでいる間に友達が机にノートを入れたのに置き勉にされました』
というコメントの横に、先生の字で、
『どんな理由でも置き勉はいけません。ちゃんと持ち帰ろう』
と、書いてありました。

「何これ。学校に来てないのに、持ち帰れるわけないじゃん。
Bが休んだことさえ覚えてもいないの?だとしても、はっきり書いてんのに」
「だろ?おかしいよ」
息子はまだ憤懣やるかたない様子です。

「ちょうど明後日家庭訪問だから、私が先生に言っとくよ。ちゃんと取り消してもらおうよ」
となだめると、息子はようやく納得したようにうなずきました。

家庭訪問の時に私から説明して、さらにPと同じ班にならないようにくれぐれも頼んで、とりあえず事はおさまりました。