不登校の息子とビョーキの母

不登校の息子との現在、統合失調症の母との過去

受賞しました!

2020-04-01 11:27:51 | 日記
突然ですが、翻訳コンテストで最優秀賞を受賞しました!

名前がばれちゃうのであえて題名とかは書きません。
このブログでは周りの人に読まれたくないようなこともいろいろ書いちゃってますからね……。

このブログをずっと読んでくれている人がいたら、
「エロ小説だの絵本だの翻訳だの、この人いったい何やってんの?」
と思われるかもしれません。

私は10年くらい韓国ドラマの字幕翻訳をやってきたのですが、仕事が少なくなったので倉庫や工場を転々としているのです。

ちなみに今の職場は青果の加工場。飲食店やスーパーに納品する野菜や果物を、選別したり数えたりする仕事です。
商品が腐らないように倉庫の中は摂氏5度に保たれています。
9時から4時までの仕事なのに、昼休憩1時間と、午前と午後に10分ずつ休憩があります。
最初に聞いた時には
「休憩、やけに多いなあ」
と思ったのですが、実際に働いてみると寒い所では意外に体力を消耗するということがわかりました。

一番プレッシャーだったのは職場の仲間とうまくやっていけるかということ。
想像していたよりはるかに小さな倉庫で、テーブルが一つ置いてあるだけの休憩室に初日は上司と2人きりでした。
休憩、長いし。かえって疲れる。

でも2人きりならまだよかったのです。2日目はもう一人来ていて、彼女たちはずっとしゃべっています。
私はもちろん職場の人のうわさ話は知らないし、子供ももう大きいので育児の話題にも乗れない。

私だけポツンと黙っていると、上司が気を遣ってたまに話題を振ってくれたりします。
調子を合わせてお付き合いのつもりで一緒に笑ったりすると、よけいに会話に交ざりたいのだと思われてその場を離れることもできません。

スマホを見たり本を広げてみたりもしますが、間近で交わされるおしゃべりが気になって一向に集中できません。
いっそ上司も私に気を遣わないでくれれば、そーっと自分の車にでも行って休むのですが、なんだか上司に悪いみたいで気が引けます。

幸い気さくな人たちで友好的な関係を保ってはいますが、本質的に私は一人でいるのが気楽なのです。

コロナの流行が深刻になってきて飲食店からの注文は減っているし、ここもいつまで続けられることやら。
バイト難民生活からはなかなか抜け出せそうにありません。

このまま翻訳家になれたらいいなあ。でも字幕翻訳者だった頃みたいに運動不足で体を壊すのもイヤだし……。

あと、蛇足ですが息子は大学に全部落ちました。

受賞のめでたさも中くらいかな、私の春……。

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