私は不登校新聞を購読しています。当事者の書いた記事が多く、とても面白い新聞です。
ただ気になるのは、母親が書いた記事の中には、父親について触れられていないものが
少なからずあるということです(個人的な感想です)。
もしかしてシングルマザー?と思っていると、義母の話が出てきたりして、やっぱり旦那さんがいるらしい。
世間の目だけでなく母親自身も、育児の責任を一人で負いすぎているような気がします。
うちの息子はおとなしい性格ですが、パソコンを取り上げようとした時、
一度だけ夫を殴ろうとしたことがあります。
それ以来夫は息子を恐れて自分からは近づかず、機嫌がよくて居間に下りてきた時しか相手をしませんでした。
当時中学2年生だった息子は夫より30センチも背が低く、体つきもひょろひょろでした。
そんな息子の怒りさえ、夫は受け止めるのを避けたのです。
もうちょっと、子供と向き合ってくれてもいいのに……。
まるで家庭を顧みない言い訳に外で活躍しているかのようです。
そんな夫が俄然協力的になったのは、不登校のストレスによる私の体調不良がきっかけでした。
と言っても夫は、私を気遣ってくれたわけではありません。
その日私が布団に入ると、夫からラインが届きました。
「今週の土曜日あたりイベントどうでしょう?ご検討を」
イベントというのはセックスのことです。ラインを子供に見られたりして、気まずい思いをしないための暗号です。
「心配事が多くて体調悪い(T_T)しばらく休むね」
少し間が空いて、
「了解です~(^-^)お大事に」
気遣うような返事が返ってきました。
私はため息をつきました。息子が高校浪人するかどうかという瀬戸際に、セックスとはのんきだな。
私などはストレスで常時無意識に歯を食いしばっているらしく、歯がぐらぐらして背中は板のように凝っています。
(まあ、夫婦で落ち込んでるよりは、一人でも明るいほうがマシか)
と気を取り直してその夜は寝ました。
ところが翌日から、夫は人が変わったように息子に関心を示し始めたのです。
毎日引きこもっている息子の部屋の前まで行って、「行ってきます」「ただいま」の挨拶をするようになりました。
高校選びにも積極的に乗り出してきました。
なるほど、と私は思いました。
(夫が子供の問題に取り組もうとしないのは、自分が痛くもかゆくもないからなんだ。夫にも不利益があれば動くんだ!)
考えてみれば当たり前のことですが、目からうろこが落ちました。
夫が無関心で不満を感じていましたが、おかげで少し溜飲が下がりました。
ただ気になるのは、母親が書いた記事の中には、父親について触れられていないものが
少なからずあるということです(個人的な感想です)。
もしかしてシングルマザー?と思っていると、義母の話が出てきたりして、やっぱり旦那さんがいるらしい。
世間の目だけでなく母親自身も、育児の責任を一人で負いすぎているような気がします。
うちの息子はおとなしい性格ですが、パソコンを取り上げようとした時、
一度だけ夫を殴ろうとしたことがあります。
それ以来夫は息子を恐れて自分からは近づかず、機嫌がよくて居間に下りてきた時しか相手をしませんでした。
当時中学2年生だった息子は夫より30センチも背が低く、体つきもひょろひょろでした。
そんな息子の怒りさえ、夫は受け止めるのを避けたのです。
もうちょっと、子供と向き合ってくれてもいいのに……。
まるで家庭を顧みない言い訳に外で活躍しているかのようです。
そんな夫が俄然協力的になったのは、不登校のストレスによる私の体調不良がきっかけでした。
と言っても夫は、私を気遣ってくれたわけではありません。
その日私が布団に入ると、夫からラインが届きました。
「今週の土曜日あたりイベントどうでしょう?ご検討を」
イベントというのはセックスのことです。ラインを子供に見られたりして、気まずい思いをしないための暗号です。
「心配事が多くて体調悪い(T_T)しばらく休むね」
少し間が空いて、
「了解です~(^-^)お大事に」
気遣うような返事が返ってきました。
私はため息をつきました。息子が高校浪人するかどうかという瀬戸際に、セックスとはのんきだな。
私などはストレスで常時無意識に歯を食いしばっているらしく、歯がぐらぐらして背中は板のように凝っています。
(まあ、夫婦で落ち込んでるよりは、一人でも明るいほうがマシか)
と気を取り直してその夜は寝ました。
ところが翌日から、夫は人が変わったように息子に関心を示し始めたのです。
毎日引きこもっている息子の部屋の前まで行って、「行ってきます」「ただいま」の挨拶をするようになりました。
高校選びにも積極的に乗り出してきました。
なるほど、と私は思いました。
(夫が子供の問題に取り組もうとしないのは、自分が痛くもかゆくもないからなんだ。夫にも不利益があれば動くんだ!)
考えてみれば当たり前のことですが、目からうろこが落ちました。
夫が無関心で不満を感じていましたが、おかげで少し溜飲が下がりました。