![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/12/7698f7e19fc226cb4e8574aa27c10c66.jpg)
すごい揺れがくるまで、私はぐっすりと眠っていた。
あの時期、悪魔にいいように動かされていた私は
前夜、夜中の2時近くまでお酒を飲んでいた。
悩みに振り回されていたのだろう。
私の脳裏に鮮明に映像として残っているのは
二階から降りてくる長女の姿。
わたしが台所で酔っ払っているのを見て
びっくりしていたようだった。
あの頃はお酒が全然飲めない人だったから.....。
何故あの場面が切り取った絵のように
残っているのか不思議だけど。
それから数時間後に
体が転がされるような大地震がきた。
我が家は見るも無残に
二階が一階を押しつぶした状態で全壊した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8b/34dc0624bbf64e88a3a1c491074b5d51.jpg)
その一階のど真ん中に眠っていた私は
本来は死んでいてもおかしくない状態なのに
自分の身体分の空間の中に座っていた。
まるで瓦礫がわたしを守っているかのようだった。
今思うと、
スポットライトが当てられているような感覚だった。
いや確かに
スポットライトが当てられていたのだろうと思う。
あの日から
不思議な導きで生まれ変わらされたように思う。
地獄への広い道から、天国への狭い道に
チョイスされて移動させてもらった。
確かに確かに狭くしんどい道だ・・・・。
足元を照らしてくださるキリストの灯が無ければ、
私みたいなヘナチョコ人間はとても歩いていけない。
イエス様の灯があっても、もがいているんだから.....。
こんなヘナチョコ人間の犯した罪を清算するために
十字架にかかって死んでくださり
そして我らに見本をみせるため、よみがえってくださった。
他の人がいくら馬鹿にしても、笑おうとも
私はそれらの事を信じ続けていきます。
14年前の今日、私の古き者は死んで
新しき者としてよみがえらされたことを信じます。
『人は新しいぶどう酒を
古い皮袋にいれるようなことはしません。』
マタイ9:17