昨日の朝のこと

昨日の朝に友達からLINEがきた。
友達は私がうっかり言ったことで眠れなかったと言う。
謝罪はしたが、その後母親の話になり、私が自分の母親を嫌いなことに嫌味を言われた。
彼女は母親は好きだと言う。
育ててくれたことを感謝していると言う。
私は母の間違った子育てを話したが、返事は無かった。
そもそもお互いに育った環境が違うのだ。
私は子育ての経験はないが、彼女は3人の子供を育て上げ、３人とも好きだと言う。
そう言えることはある意味うらやましいと思うのだ。
私の母は私にはき違えた愛情を注ぎ、はき違えた育て方をしたのだ。
自分の手の中に私を囲んでおきたかったのだ。
自分の望み通りに娘に育ってほしかったのだ。
いわば自分の分身であり、自分の言っていることを忠実にこなし、自分の思い通りの女性になることを望んでいたのだ。
自分好みの女性にしたかったのだ。
自分の言いつけをきちんと守る。
自分好みのファッションを身に着け、自分好みの化粧をし、自分好みの男性と付き合い、自分好みの結婚をし、自分好みの生活を送って欲しかったのだ。
無駄金は使わず、最低限の生活で貯金に回す。
母親は私にそのようなことを望んでいたのだと思われる。
華美な服装や化粧はしない。
地味な服装とおとなしい化粧でいて欲しかったのだ。
その証拠に赤い服やピンクの服やオレンジ系の服は喜ばない。
お金は銀行に貯金で余計なものは買わない。
芸能人につぎ込まない。
コンサートやライブや劇場に行かない必要でないものは買わない。
それらを母は求めていたのだ。
そもそも私から見たら育て方は間違っていたと思う。
そんな母に感謝をする気持ちも好きだと言う気持ちも無理だと言うのだ。