9月23日(木)時々
今日はさんざんな一日になってしまいました
夕方きゅうちゃんの病室へ行くと、きゅうちゃんが開口一番
「まえわのたしまがとれたった・・・」全く何のことかさっぱりわからなかったので、
「え?なんだって?まえわ?」
きゅうちゃんは左手で前歯を指差しました。ああ、前歯の事か。
あれっ歯が一本ないではないか・・・
ああ、そうか、差し歯が取れちゃったって言ったんだ
「じゃ、取れた差し歯は?」と尋ねると、サイドテーブルの上を指差したので見てみましたが、何も乗っていません。
おかしいなあと思ってよく考えたら、さっきくしゃくしゃにまるまったティッシュが乗っていたので、てっきりゴミだと思って捨ててしまったのでした。
あ、その中に入っていたんだ・・・と、急いでゴミ箱をあさりました。
あ~よかったあったあった
と、そこまではよかったのです。そのとき、取れた差し歯を他のものに包んであげていればよかったのですが、気の利かない私は、またそのままティッシュにくるんで置いて帰ったのです。
夜の九時過ぎ、突然病院から電話がかかってきてびっくりしました
「なにかあったんですかっ」
すると看護師さんが困ったような声で
「あの~、差し歯がないのですが・・・お持ち帰りになりましたか?」
「ええ~っ病室に置いてきましたけど、ないんですか?」
「ないんですよ~何度も探したのですが、」もうすでに声が泣いている・・・
すぐにピンと来ました。きっと帰ってくるときにまたあのティッシュに包んだまま置いてきたので、同じようにゴミだと思って捨ててしまったのです。あああ~~、私のせいだ・・・
差し歯があれば歯医者さんの治療が楽ですが、ないとなると面倒なことに・・・なんとしても見つけ出さなければ
どうしよう、どうしよう・・・と一晩中考えていました。
そして、明け方近くなって突然思いついたのです
(そうだ、ゴミの回収の時にもう一度ゴミ袋の中を探してみようお掃除のおじさんに頼んでみよう)
朝がくるのを待って、急いで病院へ向かいました。
裏口の廊下で待ち構えていて、清掃員のおじさんがゴミ袋がたくさん乗った台車を押してきた時、脳外科病棟の分のゴミ袋を点検したいと申し出ました。
丁寧に理由を言えば見せてくれると思ってすがりつくように頼みましたが、山のように積まれたゴミ袋のどこに脳外科がうもれているのかわからないらしく、おじさんはひとごとだと思って
「止めたほうがいいんじゃないの?」とのたまったのです。
なに~っ!!何処に脳外科の袋を積んだかくらい覚えておいてよぉ~っと叫びたい気分でした・・・あ~あ・・・
今日はさんざんな一日になってしまいました
夕方きゅうちゃんの病室へ行くと、きゅうちゃんが開口一番
「まえわのたしまがとれたった・・・」全く何のことかさっぱりわからなかったので、
「え?なんだって?まえわ?」
きゅうちゃんは左手で前歯を指差しました。ああ、前歯の事か。
あれっ歯が一本ないではないか・・・
ああ、そうか、差し歯が取れちゃったって言ったんだ
「じゃ、取れた差し歯は?」と尋ねると、サイドテーブルの上を指差したので見てみましたが、何も乗っていません。
おかしいなあと思ってよく考えたら、さっきくしゃくしゃにまるまったティッシュが乗っていたので、てっきりゴミだと思って捨ててしまったのでした。
あ、その中に入っていたんだ・・・と、急いでゴミ箱をあさりました。
あ~よかったあったあった
と、そこまではよかったのです。そのとき、取れた差し歯を他のものに包んであげていればよかったのですが、気の利かない私は、またそのままティッシュにくるんで置いて帰ったのです。
夜の九時過ぎ、突然病院から電話がかかってきてびっくりしました
「なにかあったんですかっ」
すると看護師さんが困ったような声で
「あの~、差し歯がないのですが・・・お持ち帰りになりましたか?」
「ええ~っ病室に置いてきましたけど、ないんですか?」
「ないんですよ~何度も探したのですが、」もうすでに声が泣いている・・・
すぐにピンと来ました。きっと帰ってくるときにまたあのティッシュに包んだまま置いてきたので、同じようにゴミだと思って捨ててしまったのです。あああ~~、私のせいだ・・・
差し歯があれば歯医者さんの治療が楽ですが、ないとなると面倒なことに・・・なんとしても見つけ出さなければ
どうしよう、どうしよう・・・と一晩中考えていました。
そして、明け方近くなって突然思いついたのです
(そうだ、ゴミの回収の時にもう一度ゴミ袋の中を探してみようお掃除のおじさんに頼んでみよう)
朝がくるのを待って、急いで病院へ向かいました。
裏口の廊下で待ち構えていて、清掃員のおじさんがゴミ袋がたくさん乗った台車を押してきた時、脳外科病棟の分のゴミ袋を点検したいと申し出ました。
丁寧に理由を言えば見せてくれると思ってすがりつくように頼みましたが、山のように積まれたゴミ袋のどこに脳外科がうもれているのかわからないらしく、おじさんはひとごとだと思って
「止めたほうがいいんじゃないの?」とのたまったのです。
なに~っ!!何処に脳外科の袋を積んだかくらい覚えておいてよぉ~っと叫びたい気分でした・・・あ~あ・・・
まあそのお陰で今は普通の箸を使っているのですが、親子丼とかネギトロ丼などどんぶり物の時は、今もスプーンを使っています。介護用イスは入浴のとき、衣類の脱ぎ着のときと身体の洗い、髪シャンプ-の時に使用しています。朝晩の歯磨きのときもイスに座ってやっています。洗面所にも手すりをつけイスの立ち座りがしやすいようにしていますが、やはり私の介助が必要です。入浴はどのようにしたら入りやすいか、手すりをつける場所など試行錯誤しました。浴槽に介護用の滑り止めマットも敷いています。
カメさん結構わがままで病院のお風呂に入るのが嫌で、東北大病院に入院した早い時期から土日我家に外泊して入浴したがったので、受入れる方は色々大変でした。今も入浴の介助は私以外はダメで、看護師の娘が入れてやると言っても断っています。やはり照れくさいのでしょう。私の具合が悪いときは、必然的にお風呂も休みになってしまうので、風邪もおちおちひいていられませんね。
Qちゃんはちえちゃん頼み、カメさんはかめこ頼み。お互いパートナーとして気持ちが通じてないと上手くやって行けないですね。あうんの呼吸が大事ですね。
そりゃそうですよね、リハビリ病院なんですから。
きゅうちゃんは元気な頃から、めったに浴槽につからない人でした。今も我が家では夏場、シャワーだけなので楽といえば楽させてもらっています。
デイへ行った時にだけ湯船につかっているようです。
お風呂の手摺は作業療法士さんが来て、指導してくださったのでとても助かりました。
更に都合のいいことに、トイレとお風呂がくっついているので兼用ですみ、これも経済的に助かりました。
千恵ちゃんの負担をできるだけ軽くしてやろうと思っています。
差し歯はセラミックなので入れるとき10万円払ったので探してあればと思いましたが無駄な努力でした。
差し歯にしたとき他の歯も何本か治したので100万円近く払って未練はチョッピリありました。
文章を見ているとその当時が思い浮かびます。
倒れて半年後リハ病院で朝食をガッついて食べていたら、ガリッとセラミックの挿し歯(前)を私もやりました。この時に齧ったのは箸、硬質プラスチックのやつ。
でも歯が勝ちました、セラミックだったので薄い剥がれが出来ましたが、瀬戸物の歯って丈夫ですね~ぇ。
歩行不可の身障者向け在宅歯科治療サービス、結局今週は月水金と3回も歯科医院まで足を運びました。次回不安です、病院に来い、なーんちゃって言われそう。
【お風呂】
宮城の暴れん坊将軍様は、双子の娘達にはからきし弱いです。
特に看護婦している次女は娘の顔と看護婦の顔を瞬時のうちに、眉一つ動かさず使い分け仕掛けて来るので、中年オヤジの私にはとてもたちうち出来ません、トホホ。
私は稼がないで入浴料を支払ってのお風呂で、カメさんは仕事をしているのだから家でお風呂に入るときぐらい良いと思います。
私は元の歯が弱いので差し歯はなんともないのですが歯が弱いので差し歯が取れちゃったんだと思います。
子供のころから歯が弱いんですよね。