にこにこ堂「ちえまる本舗!」

編み編み大好きなハマのおばはん。闘病の日々ですが、明るい気持ちで頑張っています!!負けないぞ!!

倒れて15日目

2005-02-14 | 脳幹出血
二日ぶりの面会。昨日一日病院に行かなかっただけなのに、なぜか随分長い間きゅうちゃんに逢っていないような気がする。何だか病室へ行くのがこわい・・・恐る恐るリカバリーの中をのぞいた。
よかった・・・とても穏やかな表情で眠っていた。相変わらず鼻の管と左目をおおうガーゼは一昨日と変わらず。ただ頭の上には空になった経管栄養の容器が、役目を果たしたかのようにぶら下がっていた。
今日もちゃんと栄養をとったね。口から食べることが出来なくても、これさえ続けていればじき、元気が出てくるさ
このようにガラス越しでも、ちゃんときゅうちゃんの姿が見られるだけでも安心する。最初は常に病室との境にカーテンが掛かっていたのだが、いつの頃からか、ちゃんとカーテンが開いているようになった。しかも、きゅうちゃんのベッドが、こちらからよく見えるようにちゃんとずらしてくれたのだ。
毎日毎日見舞いに来て、いつまでもじっときゅうちゃんを見つめている私を、先生や看護師さんたちはいつも見ていてくれたのだろう。
そして、きっと私のためにこのように応援してくださっているのだ。その暖かい心遣いには感謝の涙を流さずにはいられない

今日で倒れてから15日が経ったまだ、痰がひどいそうだ。
まだ暫くは、安定するまでこんな感じが続くのだろうか。でも、嬉しい事に先生や看護師さんが、きゅうちゃんに何かを尋ねると、ちゃんとうなづいたりして答えるそうだ

今日も何事も無く、明日も、あさっても何事も無く・・・そのようにして頑張っていけば、必ず明るい日がやって来る絶対に!!
みんなみんな信じて待っているよ。また、きゅうちゃんが帰ってくるんだって

先生からのお話

2005-02-13 | 脳幹出血
7月6日(火)

今日は先生からのお話があるというので、夕方6時に脳外科のナースセンターへ。
いつもの担当医が学会で不在とのこと。変わりに何だかやけに暗い雰囲気の先生がやってきた。
一気に不安になる。
「取り敢えず、あと一週間は肺炎などの合併症と、痰による呼吸困難に要注意です。はっきりとした病状がわかるのは7月末から8月末あたり。右半身麻痺は確実。どれだけ回復するかは、リハビリの努力で、半年間の中でどれだけ回復するか・・・半年過ぎてもダメならそれまでですね。」な、なんと・・・
ともかく、きゅうちゃんの場合2センチ(脳幹は直径2~3センチ)の大出血だったそうです。
助からなくて当たり前の状態だったので、生きている事自体が不思議。奇跡だと、驚いていた。

今日の状態は、静かに寝てはいるが、時折苦しそうに咳をしている。呼吸は普通で先日のような荒さはほとんどない。それだけでも超!嬉しい。
あと一週間、なんとか無事乗り越えてくれることを祈るのみだ。ファイトだよがんばれ後遺症がなんだ
命さえあればこっちのものだよ。私がきゅうちゃんの手や足の代わりになるから安心しておくれ

明日はとおしなので来れないと思う。ごめんね。でも、みんなで応援しているから頑張って

乗り越えたね\(^o^)/

2005-02-12 | 脳幹出血
7月5日(月)

今日は心配だったので、仕事前に病院へ行った。様子をみなければ、とても一日平常心で仕事など出来ないだろう。
恐る恐るリカバリールームを覗いた。
あ、何だか穏やか。肩で息をしている様子もなく、とても静かに(たぶん寝息をたてながら)眠っている。よかった~・・・ホッと胸をなでおろした。
昨日の状態を見たら誰だって驚くよ。きっと一晩中苦しさと闘っていたのだろう。そして、再び襲い掛かってきた悪魔との闘いに打ち勝ったのだまた一歩回復したね
そして夕方、仕事中私に病院から電話が掛かってきた。一瞬心臓が止まりそうになった
(きっときゅうちゃんになにかあったんだ、どうしよう、どうしよう・・・)
電話口に走り、震える手で受話器を取った。
「明日、担当医師よりお話があるそうですので、いらしてください」
(あ~、よかったぁ~・・・)
ホッとして胸を撫で下ろしたが、それから暫くは心臓はドキドキ、足はガクガク仕事なんてやってられない・・・早く帰って一杯やりたい気分だ。
きっと明日の話は明るい内容だよ。そう信じていよう

第二の試練

2005-02-11 | 脳幹出血
7月4日(日)梅雨の晴れ間

母の芳子ちゃんと二人できゅうちゃんを見舞う。
今日は残念ながら、全く反対の方向を向いて寝ていた。顔が見えないので母は残念がっていた。
それよりも、かなり呼吸が荒く、激しく肩を上下させているので驚いた。どうしたんだろう
昨日まであんなに元気にしていたのに・・・いやだなあ。
そのうち看護師さんがきゅうちゃんの部屋へ入り、処置を始めた。スクリーンできゅうちゃんの姿が全く見えなくなってしまった痰がからんでいるので吸引機で除去していたそうだ。
そして更によく見ると、なんと水枕をしているではないか!!え~っ!?どうして?なんなの?どうしたの?まるで夢の中で必死で何かと戦っているかのような辛そうな姿だった。
いてもたってもいられず、ナースセンターに駆け込み、すぐさま看護師さんをつかまえて様子を聞いた。
「微熱程度なので、心配ありませんよ。特に変わりはありません。」・・・よかった・・・
しかし、あまりの痛々しい姿に耐え切れず、早々に母と病院を後にした。
今はちょっと小休止なのだ。あまりどんどんよくなると困るから、ちょっとお休み?
明日はきっと元気な姿に逢えるよ
水晶のお守りがあるから大丈夫

目が閉じない・・・

2005-02-10 | 脳幹出血
7月3日(土)

きゅうちゃんの友人二人と待ち合わせてリカバリーのきゅうちゃんに会いに行く。
あれ? きゅうちゃんの左目いっぱいにガーゼが・・・
もうびっくりして、すぐ看護師さんをつかまえて尋ねた。
「顔面麻痺のため、左目が完全に閉じないのです。そのままだと乾燥してしまうのでガーゼを湿らせてあてがっているのですよ」
え?右半身麻痺なのに、どうして左目が・・・?あまりしつこく尋ねるのも気が引けたので職場の看護師に聞いたら、身体は右半身麻痺でも、首の辺りで交差するので顔は左が麻痺するらしいとのこと。・・・なんと不思議・・・
あとは昨日と変わりは無いそうだ。
でも、きゅうちゃん、いろいろなハードルを確実にひとつひとつクリアしていってる。目の乾燥なんでクソ食らえだ
どうってことないさ、がんばれがんばれ!!

水晶のお守り

2005-02-09 | 脳幹出血
7月2日(金)

今日はきゅうちゃんにお守りを持っていく。お守りは、直径3センチの水晶玉だ。
水晶は願いを叶えてくれるそうだ。昨夜、水晶玉を両方の手のひらに乗せて
「どうぞきゅうちゃんが元気で帰ってきてくれますように・・・」と、私の気持ちをたくさん吹き込んだ。これで大丈夫!!
リカバリールームのきゅうちゃんは眠っていた。看護師さんに着替えとタオルのお守りを渡す。
お守りを受け取った看護師さんはニッコリ笑い、きゅうちゃんをそっと起こしてくれた。
こちらに気づき、「ありがとう」と身体で表現してくれた(ような気がした)そして、またすぐに眠ってしまった。
今は眠るのも大切なお仕事なんだね
まだ経管栄養は続いている。普通の食事がとれるようになって欲しい。身体が動かなくても、口から物を食べさせてあげたいと思う。経管じゃ、ちっとも美味しくないよね

右足が、ほんの少し動いていた。足首あたりが時々左右にゆれている。
明日もまた一歩良くなっているような気がする。
帰りに高島屋でガーゼのパジャマを購入。タオルは洗いまわせるだけの枚数を確保できたので、洗濯も楽になった。

そういえば、最近やっと部屋の片づけが出来るようになった。それまでは何もする気が起きなくて、着の身着のままだったが、きっとちょっと気持ちに余裕が出てきたのだろう。
流し台の掃除をしながら、ふと時計に目をやると夜の八時半。
そうだ。いつもなら、きゅうちゃんが仕事から帰ってくる頃だ。
何だか今にも『作業着を着て汗だくになったきゅうちゃん』が帰ってきそうな気がして、思わず涙ぐんでしまった・・・
こらメソメソしちゃダメ
必ずきゅうちゃんは帰ってくる絶対に

ついにリカバリールームへ!!

2005-02-08 | 脳幹出血
7月1日(木)
ICUからランクアップ ついに、お隣のリカバリールームへ移ることができた。
先生から嬉しいお話があった。2,3日前に比べて、また急激よくなったらしい
血液中の酸素濃度も高く、身体中にたくさんの酸素がくまなく送り込まれるようになったそうだ。
やったねただ、まだ二酸化炭素が多いそうだが、これは脳幹出血には必ず伴うものだから・・・。しかし、肺はとても綺麗になっている。ということだった。
そして大きな山はもうすでに超えて、安定期に入ったので、ICUを出るのは時間の問題だそうだ。すごいじゃん、もう嬉しくて何が何だかわからなくなってしまった
嬉しすぎると涙も出やしない・・・
ふと見ると、今まできゅうちゃんが寝ていた場所には、危篤状態で運ばれた患者さんが・・・
頑張って
きゅうちゃんの新たな住まいは、やはりまだガラス越しでしか会えません。
タオル交換も直接ではなく、その都度看護師さんやヘルパーさんに頼んで交換してもらうのだが、ずっと身近に感じる。
今日もさかんに手足を動かして大暴れしている。あまりの元気ゆえ、浴衣の裾がお腹の上までめくれて大爆笑
時折り目を開けるのだが、残念ながら私のラブコールには気づいてくれなかったくそっ・・・

ちょっと肺炎・・・

2005-02-07 | 脳幹出血
6月30日(水)風強し

今日のきゅうちゃんは、残念ながらぐっすりと眠っていたが、久しぶりに先生のお話が聞くことができた。

奇跡的な回復で、とても良い方向に向かっている・
今現在のレントゲンでは、ほとんど無いに等しいが、ほんの少し肺炎の症状がある。
右側に強い麻痺症状が出ている。理学療法士や看護師のベッド上でのリハビリを始めた。

先生より話が終わり、きゅうちゃんの様子をみると、きゅうちゃんはベッドごと消えていた。
きっとCTかレントゲンを撮りに行ったのだろう。

きゅうちゃん、あんたはスゴイ 信じられないくらい生命力のある人です。
きっとこの世では存在しえない何か膨大なエネルギーがあなたの身体中を駆け巡っているのでしょう。そして、あなたを必要としている力が、あなたを再びこの世に呼び寄せたのです。
じゃ、また明日ね

生きる支え

2005-02-06 | 脳幹出血
しばし、ICUでの嬉しい時間を満喫しているときゅうちゃんの友人のMさんがみえた。
さすがにきゅうちゃんは疲れたようで眠ってしまったが、気配を感じ取ったのかMさんの姿に気が付くと、また大きく目を開いてくれた。
びっくりしたMさんが思わずきゅうちゃんに手を振り、15分ほど経った頃看護師さんが痰を吸引しに来る。どうやら私たちがきゅうちゃんの痰をよけいに溜まらせてしまったようだ。
「がらがらがら~・・・」という音をたて、管の中をつたって真っ黒い液体がきゅうちゃんの身体から飛び出してきた。ちょっと辛そうな表情だったので、見るに絶えず、いったん廊下へ出る。
帰りにMさんときゅうちゃんの様子をみると、もうしっかり眠ってしまっていた。
それにしても、信じられないほどの回復だ。日に日に目に見えて元気になっている姿を見るのが、今の私の生きる支えになっているのだ。
また逆に、私の元気な顔をきゅうちゃんに見てもらうことが、彼にとって回復への「一番の特効薬」になっているのではないかと思う。
彼の「生きよう!!」としている姿は、私にとってこの世の中の、何物にも勝る素晴らしい贈り物。
あんな身体になっても必死に起き上がろうとしている!
そのきゅうちゃんの気持ちに答えてあげなければ!!
また、きゅうちゃんが安心できるような前向きで明るい生き方をしていく事が、彼が一日も早く回復していく手助けなのだと思った。

大きく目を開いたよ!!

2005-02-05 | 脳幹出血
6月29日(火)

今日は四時半まで仕事だったので(定時は四時)あせる気持ちを抑えて頑張って仕事を終わらせ、きゅうちゃんちへ急ぐ。
鼻の管の変わりに、口全体をおおう透明の酸素マスクが目に入り、とたんに不安にかられた。(どうしたんだろう・・・、昨日までつけてなかったのに・・・
恐る恐る看護師さんに尋ねると、もうすでに今日、鼻の管は取れてあとは様子を見て大丈夫なら、酸素マスクも取れるとの事。ホッと胸をなでおろした。よかった
毎日ICUをじっと覗いているので、看護師さんん達ともすっかり顔見知りになり、今日は嬉しい事にわざわざこちらからきゅうちゃんの様子がわかるように、ベッドをずらしてくださった。
きゅちゃんは私の方を一生懸命見て、必死で身体を動かそうとしている。わかったかなあ?
しかし次の瞬間、さらなる感激が私を狂喜させたのだ。
きゅうちゃんは今までのうつろな目を一変させたかのように、とても大きく目を開いて私の方をみているではないか
私も必死で大きく大きく手をふり、きゅうちゃんに「大丈夫だよ!!」と身体で訴えた。すると、きゅうちゃんもわかってくれたようで、再び大きく目を開いて頷いてくれたのでした。
この一瞬の出来事で、疲れなど一気に吹き飛んだ
きゅうちゃん、嬉しいよありがとね

脳浮腫に勝ったぞ!!

2005-02-04 | 脳幹出血
6月28日(月)

今日は日勤だったので、夜八時近くにやっと病院にたどり着いた。
看護師さんが特別にICUのすぐ横の部屋に入れてくれたので、タオルと浴衣を交換する。
部屋の中のきゅうちゃんは、足や腕をさかんに動かしていて超元気!!話によると、手首をベッド柵にくくりつけておかないと、すぐに鼻の管を取ってしまうそうだ。
おまけに起き上がろうとして暴れるらしい。恐ろしいほどのパワーだ・・・
さっきも、左手でベッド柵をぎゅーっとつかみ、2、3回起き上がってしまったらしい。
看護師さんが、「まだ起きちゃ駄目ですよ。」とか、「この管が取れちゃったら、息が出来なくなっちゃうから取っては駄目よ!」と言うと、はっきり頭を上下させて「うん、わかったわかった」と、さかんにうなづいている。
相変わらず病気をしてもお調子ものの性格は変わっていないなあ。
驚いたのは、時々目を開けて左手を高く上げ、人差し指で宙を指しているのだ。そのうち医療器械の方に向きを変え、機会を触ろうとしたので、看護師さんがびっくりして飛んできた
「あ~っ!!ダメダメ!!ベッドから落ちちゃうよ!!何か見えるの?」と、きゅうちゃんの顔に耳を近づけた。
「え?蟻?、蟻が見えるの?」きゅうちゃんうなづく。
「あのね~、ここは病院だから蟻さんはいないのよ。大丈夫だからね。」そのやり取りを見ていたら訳も無く涙があふれてきた。何の涙なのだろうか・・・
まるで子供のような動きをしているように感じた。でもとても嬉しい!!あまり暴れるので浴衣の裾がはだけ、オムツがチラリズムしていたので思わず笑ってしまった。
そして先生登場なんと!! 
「脳の腫れによる危険のピークは過ぎ、うまくすれば明日、酸素の管が取れるかもしれませんよ
「やったね!!きゅうちゃんよく頑張ったね!!本当にありがとう!!」
すぐ近くまで行って、この言葉を直接言ってあげられないのがまどろっこしい・・・

かすかに右足が動く

2005-02-03 | 脳幹出血
6月27日(日)14:10pm

きゅうちゃんの友人のKさんと様子を見に行く。
たまたまICUのドアが開いていたので、看護師さんの処置を受けているきゅうちゃんをじっと見守る。今日は、残念ながら向こう側を向いていたので、顔は見えなかったけれど、右明日かすかに動いているのを発見
足というより指が動いたのをKさんも見ていて、思わず二人で顔を見合してにっこり
すごいすごい
なんだかまた少し回復しているのだと思うと、目の前が明るくなる。
あいにく今日は先生が不在だったので、看護師さんに状態を聞いた。「とても安定した状態で、今のところは落ち着いておられますよ。」とのこと。
あれだけ絶望的だったにもかかわらず、もう頻繁に身体を動かしてなにかを訴えているようだ。
ただ、こちらから何も言ってあげられないのがもどかしくて、やりきれない・・・
今を乗り越えれば一歩前進だぞ!! きゅうちゃん、毎日来て見守っているからね。
頑張れ頑張れ 
そうそう、「早く帰ってきて」って文鳥のきゅーぞーも待ってるよ

その2 脳浮腫の恐怖

2005-02-02 | 脳幹出血
先生の話によると、
「明日あたりから一週間くらい脳が腫れてきます。とても危険な状態になりますが、肺炎さえ起こさないで頑張りとおせれば、少し安心できるレベルになるでしょう。」
担当の先生がとても明るい方向に話してくださるので、希望が湧いてくる。普通はあまりよく言わないのに、「大丈夫!きっと少しずつ回復していきますよ。」とまで言って元気付けてくださるのだ。お陰でそれ程落ち込まなくて済んでいる。
呼吸器系の部分が酷い出血だったため、痰が多く出ているらしい。吸引機で吸い取ったものを見たら、真っ黒な液体だった。どうしてこんな色をしているのだろう・・・

ベッドの上で貧乏ゆすり

2005-02-02 | 脳幹出血
6月26日(土)15:35pm
城山(スナック)のママが持ってきてくださったタオルを持って病院へ行く。
ナースステーションの窓口から中の様子をうかがうと、ちょうど先生がきゅうちゃんを診て下さっていた。「はい、松本さ~ん、手を上げてみて~。そうそう、いいですよ~
見ると、しっかりきゅうちゃんの左手がゆっくり大きく動いている!す、すごい!!
「右の脳寄りの出血の為、左の手足の活発さはかなり元気ですよ。しかし残念なことに、右半身は麻痺状態ですね・・・」とのこと。
きゅうちゃんは目を開けていて天井を見つめ、瞬きをしていた。看護師さんが言葉をかけると、一生懸命答えようと身体を動かそうとしている。凄い元気でびっくりだ。そしてなんと手を握ると握り返してくれるそうだ。嬉しくて涙が止まらない。顔がよけいぐちゃぐちゃになって困ってしまった
夕方、きゅうちゃんの友人が数人でお見舞いにきてくれたらしい。
ICUの外からちょうどきゅうちゃんの左足が見えて、貧乏ゆすりのような動きをしていたそうだ。そういえば、元気な頃もしょっちゅう貧乏ゆすりはしていたっけ。へへへ、倒れてもやってるよ。

6月25日(金)の状態

2005-02-01 | 脳幹出血
ICUの窓越しにきゅうちゃんを見る(主人のことです)。あいにく向こう側を向いていて、顔は見えない。
でも、さかんに左足を伸ばしたり曲げたりしている。
〈病名〉
   脳幹出血
〈症状〉
   意識障害 四肢麻痺
〈先生の話〉
   少しずつ快方へ向かっている。出血を止める薬がとてもよく効いてくれて、取り敢えず出血は止まり、後は脳浮腫の際のさまざまな症状(特に肺炎)をクリアできれば安心できる状態になれる。ただ、身体の麻痺は残るので、それなりの覚悟は必要。