ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

紫電改 その2

2023-08-01 18:57:33 | 気づいたこと
 紫電改を観に行こうと思ったきっかけの一つが、宮崎駿監督の最新作。

 宮崎駿さんの父親は、戦時中、戦闘機の風防部分を作る工場を経営されていたようです。


 映画にも、その頃の思い出を基にしたようなシーンが、出てきます。


 あとは、大好きな落語家、川柳川柳(かわやなぎせんりゅう)師匠の落語。戦時中、子供ながらに零戦の部品を作らされていたそうです。フラップ(補助翼)を作っていたそうですが、「まあ、俺が作るぐらいだからね、うまく飛んだかどうか・・・」なんて語っていましたね。


 零戦は、艦上戦闘機といって、航空母艦から発進するように設計されています。なので、小型なんですね。

 空母に満載して、わざわざハワイ沖まで行って、そこでアメリカ軍に先制攻撃をかけたことが、ことの発端。


 あれからまだ100年も経ってないのに、敵基地への先制攻撃を正当化する法律を、着々と準備しているんだから、困ったもんだ。

 
 「リメンバー パールハーバー。」




 ま、それはさておき、紫電改の原型は、海上戦闘機「強風」のようです。

 海上戦闘機は、「紅の豚」のポルコ・ロッソが乗っていた、あのタイプ、つまり、水面を利用して離着陸する飛行機です。


 この、海上飛行機を、陸上タイプに作り変えたのが、「紫電」。

 しかしながら、単純に水上用の部品を陸上用に変えただけでは、使い勝手が悪いことに、あとで気がついたようで、もう一度、全面的にデザイン変更、仕様変更をしたのが、「紫電改」と、いうことになるそうです。


  つづく