ついに、狩浜本浦地区も、共同かん水がスタート。
いよいよ厳しい雨不足です。
追い打ちをかけるように、狩浜地区ではカメムシの飛来が増加しています。
先週はまだほとんど被害がなかった、日ノ浦の園地を見て回ったら、被害がけっこう出ていました。
7段階で言うと、レベル3ぐらい。
やばいレベルです。
まだ9月なので、被害がさらに拡大する可能性があります。
2003年、2008年のような状況になると、レベル7です。(これは個人的見解です)
先週は、チャバネアオカメムシをよく見かけましたが、今週は、一回り大きな、ツヤアオカメムシがかなり見受けられました。
何度も繰り返しますが、カメムシによってみかんが全滅しても、私は、農薬を使用しません。
みかんが全滅したところで、私は不滅です。
私は、年間を通じて、一切農薬を使用しませんから、農薬代、農薬散布の手間、農薬の管理、廃棄、栽培履歴の作成など、必要がありません。先行投資が、圧倒的に、少ないのです。
また、私は、年間を通じて、一切肥料を散布しませんから、肥料代、肥料散布の手間、肥料の管理、廃棄、栽培履歴の作成など、必要がありません。先行投資が、圧倒的に、少ないのです。
今年の酷暑では、個人でかん水作業をした農家さんも多いです。私は、一切やっていません。(共同かん水のみ、作業に参加しています)
先行投資が、圧倒的に、少ないのです。
上記の先行投資が大きければ大きいほど、収穫物の販売で、回収をしなければ、という思いが強くなるのは、当然のことと思います。なので、収穫量を左右するカメムシ防除を徹底するのは、農家の心理や、経営面から、理解できます。
先行投資が少ない私でも、一年間、草刈りや剪定、摘果をして育ててきて、全滅になるのは、つらい所です。
2008年なんかも、みかんは順調すぎるほど順調に育っていましたし、今年も、日ノ浦の南柑20号はいい感じに仕上がりそうだったので、がっくり。
そして、私は、カメムシに罪がないことを、今後も訴え続けてゆこうと、思うのでした。
「いったい本当の敵は誰だというのかい?」(『崩れ落ちるもの感じるかい』・よしだよしこ様)
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