ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

高きびは穂が出た

2014-07-17 11:09:21 | 栽培の現場


 2月の末、種の交換会でもらった、高きびの種。


 播種してから、ぐんぐん成長し、もう、穂が出ました。



 今年は、梅雨が例年より長かったし、とにかく、日照時間が6月から7月にかけて、とても少なかったです。


 雨が多いと、病気が出やすいといわれるトマトですが、うちのミニトマトは、いつも以上に元気。実も収穫が始まっています。


 一方、今年のピーマンは、例年通り生育不良。昨年は奇跡的にたくさん収穫できたのに、今年は難しそう。



 


 さて、この時期、みかん栽培で一番重要な仕事が、ゴマダラカミキリの幼虫の駆除。



 6月から羽化した成虫が、交尾をして、メスが柑橘の根元に産卵。



 肉眼でも、産卵した個所は確認ができます。卵は見つけ次第、つぶします。



 卵が孵化して、幼虫が木の幹を食べ始めると、地面におがくずのような粉が散らばるので、幼虫がいることがわかるのです。


 その際、剪定ばさみの先などで、幼虫をほじくりだしては、つぶします。



 木の幹の奥の方まで入った幼虫は、ピアノ線を使って、引きずり出します。



 農薬に頼らないみかん栽培には、必須の作業です。放っておくと、みかんの木が枯れてしまうのです。


 (およそみかんの木が枯れる原因の9割は、このゴマダラカミキリによるものと思っています。)





 


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