8/14 ムク 行けって言って
電メに出たら鳥の声。
探したら、すぐ側の電柱に鳥がいる。
ムク? ヒナコ?
撮ってアップ。
ムクだ。
電メをやってみたらまだいる。
あっちに行けと手を振ったら、チーコの声がした。
チータン、あっちに行けって言ってとムクを見たら
もういなかった。
鳥の性格、性分でムクも書くけど、
機会があったから書こう。
ムクドリは嫌い。
大勢で傍若無人。
やりたい放題。
だけど、チーコたちは1羽の子供のムクドリを養子に迎えた。
まだミヤタにいたころ、そのムクドリはチーコたちの真ん中にお座りをしていた。
1羽だからいいかと何も言わなかった、そしてチームクとその子を呼んでいた。
しかし、彼が少し大きくなると、他のムクドリが来ようといた。
ほら、言わんこちゃない。
私はかなり野蛮な方法でこの望まれない来客者をおっぱらった。
チーコにもあっちに行けと言えと命令した。
ムクドリは去った。
ところがチームクがまだいた。
そいつもだ と、私。
でもチーコのリーダーはその子の横にいピッタリついて
この子はダメと守る姿勢を見せたのだ。
私は黙認したけど、チーコは私がムクドリを嫌っているのを知っている。
たぶんそのせいだ、チーコが手放しで私を受け入れないのは。
ムクドリは人間で言えばお人よし。
私が嫌っても、私に接近してくる性質の悪いのがいれば
知らせてくれたりする。
でも、すぐ約束、守り事を忘れるおバカなところはどうしようもない。
私だって手放しでこの鳥を受け入れることなんかできない。