こんなおうちにお邪魔しました。

夏には涼しい造りなのかな。
天井が高くて、
時の流れがゆるやかな、そんなおうち。
ないもの、足りないものがたくさんあるかもしれないけれど、
新しく近代的といわれるうちにはないものがたくさんある。
柱や梁のかざりつけがきれいで、
見入ってしまった、そんなおうち。

そんな素敵なおうちで育つ女の子。
ただいま、お絵かき中。
9月2日~4日までの3連休。
友人と共にこーんなところに行ってました。
木漏れ日がきれい。
真っ青な空。
こんな空は北部では希少。
田んぼの中のあぜ道を走り。
牛に出会う。
そして、ちょっと休憩。
ずいぶんと日が空いてしまいましたが、
最後にちょこっとだけ、ドンダンのことを書き記し、
このシリーズもとりあえず、終えようかな、と。
ドンダン。
ベトナム人女性の心をつかんで離さない、買い物城。
ビックリするよ。ほんまに。
圧力鍋10個、ふとん2組、洋服、靴、子どものみやげの怪獣のおもちゃ
食器類に電化製品。
ござに絵に木でできたベッドスプレッドみたいなやつ(←重いねん。これ)
どう考えても、一人では持てへんやろう、という量をひたすら買う。
買い物しない我々日本人2人を見つけた、同じバスのおばちゃん。
「あんたら、買わへんの?」
ううん。ちっちゃいもの、買ったよ。ほら。
「ちっちゃいの、買うてるなー。そんだけしか、買わへんのか?
ほな、手、空いてるっちゅうことやな。
おばちゃんな、いっぱい買うてな、もう、手、痛いねん。
めっちゃ、痛いねん。」
ふぅん。
(心の声:手伝うって言ったほうがいいのかな……)
「あと、まだ、靴、買いたいねん。
今日は、絶対、靴買う!って、決めてきてん。」
ふぅん。いいのがあるといいですねぇ。
「でも、手、痛いねん。」
・・・・・・。
この後も、ひたすら続く、「手、痛いねん」攻撃。
やっぱり、手伝えってことなんやなー。
ということで、
お手伝いすることにしたのですが……。
ほんまに、重い。
ほんまに、買いすぎ。
しかも、集合時間過ぎてるのに、
未だに靴を捜し求めてる。
いややで。わたしまで、集合時間遅れで怒られるの。
と思いつつ、やっぱり、言えないわたし……。
弱っちいなぁ。
予想通り、いっしょに怒られ、バスの中へ。
でも、みんな、おんなじくらい買ってるねん。
ほんまに、バス、ぎゅうぎゅう。
バッテリー切れで、写真が撮れなかったことが、かなり悔やまれる。
しかも、バスが揺れるたび、なんか、落ちてくるし。
ベトナムのおばちゃんパワーを、まざまざと見せつけられた旅でした。
一応、「ドンダンへの旅」第三弾。
((1)と(2)はそのまんま下を見るか、ここ(1)やここ(2)をクリックしてねん。)
バスにゆられること、3時間半。
山のふもとをひたすら走る。
山も石灰岩系みたいで、ハロン湾とか桂林みたいな、
なんか、ポコポコした山。
車窓からの風景はこんな感じ。水墨画風。
で、更に揺られること30分。
なんだか、市場が並ぶところに到着。
ここが、ランソン?
山が近い。
まわりのベトナム人が、
「あの山の向こうは中国なんだよ」
と教えてくれる。
ランソンって、そんなに国境と近いんだっけ???
とりあえず、中国語が増えてきて、
国境が近いことを肌で感じる。
ここで自由時間。
2時間半ほど、買い物の時間が与えられた。
喜び勇んで建物の中に吸収されていくベトナム人。
わたしは、いっしょに参加した日本人の女の子と、
「へー」
「ほー」
「ふーん」
と、何を買うでもなく、ふらふら。
と、途中で、同じ団体のベトナム人男性陣と遭遇。
男性はやっぱり購買意欲が盛んでないらしく、
時間をもてあましてるみたい。
「すぐそこに、中国との国境、あるよ。もう、見た?」
この言葉に刺激され、「連れてって~」とおねだり。
するほどのことでもなかった。
ほんまに近かった。
市場のすぐそばに、門を発見。
あの門の向こうは、中国!?
あの門の向こうに行けば、中国語で話せるの!?
あの建設中の建物は、中国領だったの!?
なんか、急に里心がついて、中国に行きたくて行きたくて行きたくてたまらなくなっちゃって。
許可証だかなんだかを見せれば、1日なら通してもらえるとか、もらえないとか。
(ベトナム語の説明で、いまいち、よくわからんかったのよ。)
とりあえず、パスポートをもってなかったわたしには無理な話。
で、ここまできて、ふと、
「今いるところって、やっぱり、ランソンじゃあないよな。
ドンダンってとこかな???」
と思い始めたわけです。
でも、未だ人に確認取れず。
ということで、ここまで、「ドンダンへの旅」と3回も書いてきたけど、
ほんまは、ドンダンじゃないかもしれへんねんな。
でも、たぶん、ドンダン。
うん。たぶん、ドンダン。
2時間遅れで乗り込んだバス。(詳しくは「ドンダンへの旅(1)」をどうぞ~)
かーなーり、年季の入ったバス。
10時過ぎに、朝ごはん&トイレ休憩があり、
ちょっと一服。(って、タバコちゃうよ。)
すると、参加女性陣がなにやら群がっている。
木の切り株みたいなのをあさっている。
「何、あれ?」
ベトナム語&ジェスチャーで教えてくれるベトナム人。
「あ!まな板!」
どうもここのは、有名らしい。
(って、どこのか分かりません。どこで休憩してたんやろ。)
我が家の備え付けのまな板。
ぺらぺらのプラスチックのやつで、
野菜切ってると、すべっていくねんなー。
やっぱり、まな板は木のほうがいいなーと思っていた矢先の
まな板の出現。
これは運命。
さっそく、おばちゃんたちの群れに合流。
で、こいつをゲット。
(撮影は我が家)
この「40」は値段。
〆て4万ドン(約280円)なり。
ちょっと重いけど、ずっしりしてて、ちょっと気に入った。
でも、値段。
修正液でかかれてて、消えへんねん。
とりあえず、今は、裏っかわを使用中。
どっかで削ってもらわんとあかんのね。
どこで削ってもらえるんやろ……?
もう一つ、わかったこと。
まな板変えても、すべること。
どうもキッチンの天板がよろしくないらしい。
裏に輪ゴムでも貼り付けて、滑り止めにしてみようかな。
ベトナム4連休の3日目の昨日。
メーデーには、ベトナムでは職員慰安旅行に行くところが
結構あるらしい。
わたしも、知り合いに誘われて、慰安旅行につれてってもらった。
ちゅうか、まず、部外者を連れて行ける慰安旅行がショッキング。
みんな、家族とか友だちとか、連れてきてるねん。
すごいなベトナム。
おおらかベトナム。
すきよベトナム。
すてきよベトナム。
しかも、今回の旅のメンバー。
わたしを含めて日本人2人。
ほかは日本語できる人、一人もおらへん。
英語はカタコトできる人が、ちょっぴり。ほんまにちょっぴり。
んなメンバーなので、今回の旅の目的地もスケジュールも、
イマイチ分からんままに、とりあえず、ついていきました。
いや、一応、目的地はランソン(Lang Son/中国との国境近い町/ハノイから約150km)
ちゅうことは、聞いてたんですけどね。
で。
ですよ。
日帰り旅行やったので、朝6時集合やったわけですよ。
朝6時。
はやっ。
で。
ですね。
出発したのは、朝8時20分なんですよ。
8時過ぎてるんですよ。8時。
おそっ。
ま、これには、呼んでた大型バスのエンジントラブル、という
一応、れっきとした理由はあったんですけどね。
代わりのバスを呼んでも呼んでも、なかなか来なくてですね。
日本やったら、2時間、出発が遅れる時点で、
中止の判断になるんやろうなーなんて思いつつ、
わたしも、果物やらパンやらを恵んでもらって、暇をつぶすこと2時間強。
慰安旅行に参加する小学生とサッカーやってみたり、ね。
4時間ぐらいかかるっていうし、
出発2時間遅れの時点で、かなり行く気が失せてきましたが、
ここは大人のちこぞう。
ちゃんとついていく道を選びました。
いや、行ってよかったです。
楽しかったし。
というわけで、つづきは、また今度。
7月24日(日)
*お時間あれば、一つ前のエントリー「ハロン湾 その1」 から読んでみてくださいね~。
*****
時計が12時を過ぎる。
「あー、おなかがすいたぁ」
というときに、船は水上住宅地に向かう。
こーんな感じのおうちが、海面にぷかぷか浮いてます。
で、ここで何をするかと言うと……
自分たちが昼に食べる物を選んで購入するのです♪
かにやら、はまぐりやらがかごの中にいっぱい。
養殖してるのではなくて、採ってきてるんだとか。
これは、わたしたちの船のシェフがかにさんを選んでるとこ。このシェフ、ちょっとダウンタウンのまっちゃん似やと思いません?
で、このかにさんが、
こーんな風になるんですねぇ。おほ。
小ぶりだけど、身がしまっていて。今思い出しても、よだれがたれそうやわ。
お魚も豪快に。
ほんとに、ぶつ切り。身の厚さにびっくり。
このお魚も、水上住宅兼店舗でお買い上げしたもの。
ほかにも、えびやら、スープやら、いろんなものが出てきて、大満足。
本当に新鮮なので、うまい!のですが、生きているところを見ているので、(特にお魚は棍棒でたたいて息の根を止めているところを目撃しているので)、自分が他の生物の尊い命をもらって生かしてもらってるんだということを、強く感じます。
食べ物は、「うまい~☆」だけじゃなくて、もっと感謝しながらいただかなきゃなーと思う今日この頃。
7月24日(日)
晴れてくれとの祈りもむなしく、またしても雨。
最近、雨女っぷりを発揮してなかったので、てっきり晴女になったのかと思い込んでたけれど、どうもそうではなかったらしい。
ハノイからハロンまでは車で3時間ほど。
畑、水田の脇をずっと走り続ける。牛さん率が高い。
ハロンでは、まず、ハロン出身の同僚宅を訪問。
Hong Gai(ホンガイ)という町にある同僚宅。そこに向かう細い坂道は、ちょっとノスタルジーをかきたてられる、なんだか心に響く風景。
ジャックフルーツの木がたくさんあった。幹に大きいのが3つなっていた。
*ジャックフルーツを知らない人は、各自で調べてね、ということで。
その後、貸切の船に乗って、いざ海上へ!
こーんな岩がボコボコ突き出てます。
高いところから眺めると、こんな感じ。
視界が悪いけれど、でも水墨画みたいで、これはこれでいい味出してる。
でも、青空の下で見るハロンの風景は、かなり爽快だという噂を聞くんだよなぁ……。ちょっぴり残念。去年も雨だったから、今回こそは!と意気込んでたのに。
ハロン出身の同僚いわく、ジェットボートでモンカイという中国国境近くを目指すルートは、白砂が広がって、海の底が見えて、とってもきれいらしい。ということで、8月に日本から新人ちゃんが赴任したら、ジェットボートに乗る旅を企画することに決定♪
で、お楽しみのハロンの食事は、また後日に。
本日は、職員慰安旅行の日。
世界遺産のハロン湾日帰り。
朝6時集合。
眠い。眠いっす。……。
ほんまは、昨日からの1泊旅行の予定だったのですが、とっても大切なお呼ばれが入り、日帰りに変更。
でも、新鮮なえび♪かに♪しゃこ♪
おおっと、今からよだれが。むふふ。
去年行ったときには、おもいっきり雨だったので、
今日は晴れてくれることを祈りつつ。
(まだ暗くて、天気がよくわからん。)
とりあえず、楽しんできま~す☆