先日、wowowで 『タワーリング・インフェルノ』 を放映していました。
42年も前にこんな映画が作れたなんて、
アメリカ相手に戦争しても勝てるわけないや(古)。
今のSFXと比べると、思い切り見劣りはしますが、
当時のスターがズラリ出演で見ごたえのある仕上がり。
41年前の3月、
五日市・S中学校を卒業したばかりの僕は、ある事で悩んでいました。
それは、映画へ行くか、それとも行かないでおくか。。というもの。
S中学校のAは裏スケバンと呼ばれていました。
彼女およびそのグループに可愛がられていた僕。
Aと行動を共にしていたMから僕は告白を受けていました。
Aは美人、、、でもMはそうでもありません。
卒業式の日、、Aから「6人で映画を観に行こうよ」と誘いが。。
男女3人ずつ、、男子は僕の音楽仲間NとH、、女子はAのグループ。
もちろん、その中には(当然のように)Mもいました。
結局、僕は当日の朝になって、Aの家に電話を掛けたのです。
「風邪がひどくて今日は行けそうにないんだ」
今で言う「ドタキャン」です。。
なぜ男友達に電話しなかったかって?
それは「映画鑑賞会」自体を無にしたくなかったからです。
女子、それもAに電話すれば中止にならないで済みます。
中学校を卒業したばかりの僕が出来る、精一杯の配慮でした(嘘!)
もちろん、僕の音楽仲間たちは「怒りのデスロード」でしたが・・。
そして、もうひとつ、映画に行かない理由がありました。
それは三原のYちゃんの存在。。
大切なYちゃんに申し訳なくて映画に行かなかったのでした。。。
6人-1人=5人が観に行った映画、、、
それが『タワーリング・インフェルノ』だったのです。
数日後、ひとりぽっちで『タワーリング・インフェルノ』を観る僕の姿がありました。。