コラム 27.9.20(日) 安保法制 4 各国の反応
➀台湾 産経新聞
【安保法成立】台湾「平和と安定の礎、日米安保深化するもの」と評価
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© 産経新聞 提供 安全保障関連法の投票が行われた参院本会議(魚眼レンズ使用)=19日未明、国会・参院本会議場(酒巻俊介撮影)
【台北=田中靖人】台湾の外交部(外務省に相当)は19日午前、安全保障関連法の成立を受けて報道官談話を発表し、「日米安保体制は地域の平和と安定の基礎だ」とした上で、同法は「日本の国際的な安全保障への参与を増進すると同時に、日米同盟を強固にし深化するものだ」と評価した。
談話は、日本政府に対し「平和の理念を追求し続け、前向きな思考と積極的な態度で国際社会の平和と安定、繁栄を促進する上で、具体的な貢献をすることを期待する」ともした。
②中国 産経新聞
「日本が国際秩序に挑戦」 中国、歴史問題絡め批判PR
中国国営通信、新華社(英語版)は19日未明、安全保障関連法の成立を「日本は戦後の平和主義を破棄した」と速報した。これに先立ち「日本が戦後国際秩序に挑戦していると思うのは理にかなっている」との論評も配信した。
中国外務省の洪磊副報道局長も同日、「戦後日本の軍事・安全保障分野でかつてない行動だ」と警戒を呼び掛ける談話を発表。「日本は軍事力を強化し、専守防衛政策を放棄するのではとの国際社会の疑念を引き起こしている。日本に国内外の正義の叫び声を聞き、歴史の教訓をくみ取るよう促す」と述べ、歴史問題と絡めて日本を批判した。
日本の脅威を国内外に宣伝することで、中国の軍備拡張や強引な海洋進出に対する国際社会の批判をかわす狙い。国営中央テレビは、民主党の枝野幸男幹事長が、満州事変にちなんで安倍晋三首相が過去の日本を取り戻そうとしていると演説した場面を繰り返し放送し「日本の脅威」を強調した。(共同)
③米国 時事通信
安保法成立を歓迎=平和への献身は「模範」―米あ国務省
【ワシントン時事】米国務省は18日、日本の安全保障関連法の成立を受け、「新たな法制に反映されているように、同盟を強化し、地域・国際社会の安全保障活動で、より積極的な役割を果たそうと日本が継続的に努力していることを歓迎する」とのコメントを出した。
④ コメント
中国と韓国二国が批判。
分かり切ったことだ。
中国の9月3日のパレードをみれば、この批判、「そっくり、そのまま、お返し・・・・・・中国が、今やっていることではないか・・・・・。」
日本国民をばかにしないでくれと、言いたい。
宮家邦彦氏の国会での参考人陳述を、是非聞いてみて下さい。
外交官として中東で活躍された経験に基づく見解であり、説得力があります。
神回!!【国会】宮家邦彦参考人がなぜ安保法案が必要なのか完璧に説明!! 平成27年9月8日
悲しい現実ながらと、前置きされ、「悪意ある勢力」と「善意ある勢力」が存在する。
悪意ある勢力は「力をもって現状を変更する。」と説明され、これに「シームレス」に対応するため、安保法制を速やかに整備すべきと。
「抑止」をキイワードにされ説明されていた。
抑止に失敗した例として朝鮮戦争を挙げられていた。
戦前、軍がいたから、戦争が起こったのではなく、シビリアンコントロールに失敗したから戦争になったと。
消防隊員と自衛隊員のどこがちがうのかと・・・・・。
あらゆる状況に対応するために訓練を行っている、プロフェッショナルと。
現在の日本のシビリアンコントロールに自信を持てないのかと・・・・警鐘された。
21世紀の戦争の概念は変化、宇宙、サイバー等・・・・・・広がりをみせている・・・・。
こんな論争をしているのは日本だけと。
安保法制は、右も左もないと・・・・自国のために行うのだと・・・・「悪意ある勢力」に備えて。