国家協同組合説という説がある。
提唱者は忘れたが、曰く、国家は教会、政府、企業。この三つの組合から構成されるという考え方だ。
おそらくこの思想の源流は、インドのカースト制度であろう。
さて、そこから類推すれば、バラモン、クシャトリア、そしてバイシャ。これが市民で、後はスードラと呼ばれる奴隷階級で、スードラにすらなれない労働不能者は、チャンダラと呼ばれて虐待を受け、間引き姥捨てで遺棄・抹殺されるのみ。
そう、現在のスパルタの洞窟が福祉施設であり、姥捨て山が介護施設や老人ホームなのだ。
これが笑顔の仮面をかぶったスーパーナチズムであり、新自由主義を標榜する諸党はいろいろあるが、すべてスーパーナチズムで理論武装した、スーパーナチスなのだ。
そしてこのような体制を外護するためにクシャトリアがあり、バラモンがそれを追認する。
そして我らスードラは異を唱えずこの体制の元で明るく元気で従順に労働力を提供することのみ要求されるのだ。
例によって反抗奴隷は私がΣΩΚΚΕΡと命名する悪党団体を活用して、これを暗殺、または無力化し、医者が「自殺」や「精神病」のレッテルを貼り、政府がこれを追認すれば、誰も異を挟めない。
そんな馬鹿な!
そう思いたいのは人の常であるが、神代の昔から、そんな塩梅で世界は運営されてきたのである。
これが真実である。