目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

生まれてきてすみません。(これまた太宰治じゃないよ)

2022-07-23 23:51:02 | いけてつ独り言
私の目から見て、私の母は私の父を軽蔑し拒絶しているかのように見えた。
そして私の母が私の父を虐待してるかのように見えた。

もしそれが事実なら、私が生まれることなく、私の妹が生まれるはずがないのであるが。

このことはかつて私と遊んでくれたお姉さんが言っていた。
「もし夫婦が不仲なら、お姉ちゃんだけ産んで、私やお兄ちゃんを産まなければいいのに。」という言葉である。

さて、このような家庭環境の元に育った私にとって、私の出生は決して周囲、いやさ親に祝福されたものではなく、呪われたものであるという考え。

これに行き着くことはたやすい。

なぜならもし私が生まれていなければ、親は簡単に離婚でき、第二の人生を歩むことができるからである。

絶えず親の幸せのために自分の出生を呪う。
これが意識化できない心の奥底の自己呪詛として存在すれば、生きるのが楽しいわけがない。

なぜなら、親の犠牲の下に、自分の生があるからである。

これは自己中心的な人、あるいは自分の罪を直視しない人にとっては理解不能であろう。

まあ、無用な争いは避けるが、私の周りにおける統合失調症患者の主張を聞けば、自分の出生に対する呪詛があったことは書いておこう。

それだけ子供にとって、両親の不仲、あるいは片親のずるさというのは、子供の心にとって致命的なとげになることをここに書いておこう。

以上、IKMT。