マルキシズムの理論でいけば、ブルジョアジーの階級的利益を守る装置が国家や政府だそうだ。
そして自由民主党は国民政党とは名ばかりで、実は、経営者団体の経団連や日経連から献金と票を得ているブルジョワジーのための政党だ。
その元トップが暗殺されたからといって、のこのこ国葬に出て行いった連合の会長である、芳野友子氏はプロレタリアート階級の裏切り者である。
さて、何でこんな笑い話が起きるのであろう?
それは日本には階級的連帯がないからだ。
階級的連帯は、管理教育とともに消え失せた。
私の小学校時代の恩師は、「学園紛争時代の小学生は、自分たちで自由研究をして教師から模造紙や掲示板を借り、自分で発表したが、おまえたちは教師からテーマを与えられらないとなにもしない!」と、クラスを叱っていた。
さて、話は変わるが、猫に小判という話もある。
ネットを使ってお金を儲けているのは、昔はホリエモンやひろゆきであり、今はユーチューバーである。
いくら文明の利器を手に入れても、生産財として使う習慣がないのと、パソコンやスマホを通じてパンとサーカスを与えられているので、別段問題意識を持って、労組のトップが官側のトップであった、安倍元首相の葬儀に出席しても、官公労も自治労も何も騒がないのであろう。
ただ定年まで勤めて、年金と勲章をもらえば、それで地域の名士と呼ばれた時代もあったのだから。
そんなことを思ったικμτであった。