…ということで、これらのブログは、圏外を抜けたところから投稿するのであった。
おまけ…
途中で見つけたモニュメント…?
【炎上の現場】「殺人鬼はいるか」現実世界に押し寄せた「悪意」…同姓だけで「加害者の祖父」に(産経新聞) - goo ニュース
インターネットのブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に悪ふざけで投稿すれば、ネット上で騒ぎとなる「炎上」状態となり、現実世界にも“飛び火”して事件や不祥事に発展する。人生を棒に振る恐れがあるにもかかわらず、後先考えない投稿は後を絶たない。方向性を間違った「ノリ」や「ウケねらい」は通用しない。未確認情報の無責任な拡散も人を傷つける。
ネットで見つけた自分の名前
悪夢は突然やってきた。平成24年7月6日夜。「インターネット上が大変なことになってます」。自宅でくつろいでいると、勤務先の病院の同僚が焦った様子で電話をかけてきた。何がなんだか分からなかったが、自分の名前を検索し、あるブログを見つけ、言葉を失った。
自分の顔写真が2枚掲載され、「大津いじめの加害者の祖父」とされていた。
23年10月に大津市の中2男子が自殺し、いじめたとされる元同級生3人が摘発された事件で、滋賀県の男性は、なぜかネット住民に加害者の祖父と“認定”された。元同級生の1人と同じ名字だったが、孫はいなかった。
同僚から電話があった翌日以降、悪意は現実の世界にも押し寄せてきた。
勤務先に「殺人鬼はいるか」「死ね」などと脅迫じみた電話が100本以上殺到した。同僚が「根拠のないうわさ」と否定し続けたが、ベルは鳴りやまなかった。「あなたは人間のくずです」などとする脅迫状も届いた。報道各社が内容は誤りだと報じたが、沈静化には1週間以上を要した。
それでも不安は残った。「友人も誤解しているのでは」「家族に危害が加えられないか」。精神科に通院するまでに思い悩んだ。
ブログに顔写真や虚偽の事実を掲載した兵庫県内の男(38)が、名誉棄損罪で罰金30万円の略式命令を受けた。だが、この男とて、ネットにあふれていた不確かな情報を集め、掲載したにすぎなかった。なぜ自分が加害者の祖父に仕立て上げられたのか。その理由は分からないままだ。
後悔ないが…心配
「炎上」のきっかけが悪意によるとはかぎらない。
静岡県袋井市のキリスト教宣教師、ダシルバ・ドルジバル・テモテオさん(41)がフェイスブックに投稿した動画。同県磐田市立総合病院の男性医師が両手をポケットに入れながら「小児科に行け、小児科に」などと言い放つ姿が映っていた。
昨年12月、三女(7)の両足に内出血のような症状が出て、救急車で同病院に搬送された。この際の対応に納得がいかず、改善を求めて抗議などをしていると、医師が「くそ、死ね」と暴言を吐いたため、動画を撮影した。「外国人差別の実態を訴えたかった」という。医師は「片言の日本語でコミュニケーションが取れず、腹が立った」と不適切な対応を認め、病院側はダシルバさんに謝罪した。
病院には苦情の電話やメールが600件以上寄せられた。中には「クビにしろ」「ヤクザの知り合いがいる。街宣車を回す」というものもあった。ダシルバさんは投稿自体は「全く後悔していない」というが、一方、「医師にも家族がいれば友人もいる。医師のことは心配している」と行きすぎた反響を気にかける。
いじめ事件の加害者の祖父とされた男性は言う。
「私を中傷したネットユーザーの多くは『いじめを許さない』という正義感から私を攻撃した。だが、ネットの情報を疑おうとせず、間違えばどれだけ相手が傷つくかも考えていなかったのだろう」
ネット上には今も書き込みが残っているという。
正義感から相手を傷付けてしまう…。
自分への戒めの記事ととらえました。
気をつけなくては…。