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青春18きっぷで謳歌する夏 鉄路はつづくよ、どこまでも

2016年07月16日 22時18分33秒 | のりもの

青春18きっぷで謳歌する夏 鉄路はつづくよ、どこまでも

青春18きっぷで謳歌する夏 鉄路はつづくよ、どこまでも

鉄路はつづくよ、どこまでも

(エディトゥール)

初めて「青春18きっぷ」に出会った時の衝撃は今でも忘れられない。何しろ鈍行しか乗れないとはいえ、1日あたりたった2千円程度の出費で、全国に路線網を広げる当時の国鉄全路線に乗り放題になるというのだから。

これなら用が無くてもついつい使ってみたくなるのはむしろ自然のこと。以来34年あまり、この切符には随分とお世話になった。

真っ先に思い出すのは、やはり「大垣夜行」だろうか。これは現在の「ムーンライトながら」の前身にあたる列車で、東京と大垣を結ぶ夜行の鈍行だった。



「青春18きっぷ」は日付が変わった午前0時から24時間使えるため、このような夜行列車は特に人気がある。当時は自由席ばかりつないだ「大垣夜行」は、着席を求める人で始発駅では早くから長蛇の列となり、関西方面へ旅する人々を乗せて、いつも満員の状態で発車して行くのが常だった。それはまさに戦後の混乱期を思い起こさせるほどの混雑で、いつも窮屈な思いを強いられたものだが、闇夜を駆け抜ける独特の走りっぷりは、いかにも旅をしている淡い興奮に包まれ、この刺激を求めて用もないのにわざわざ乗りに行くこともしばしばだった。

「大垣夜行」は、途中の静岡駅で数分間の停車時間があり、ここで駅弁を買うのも楽しみのひとつだった。コンビニがまだあまり普及していない当時、深夜に食料を確保することは至難の業で、真夜中の静岡駅に列車が到着すると、駅弁の立ち売りにはたちまちにして人が殺到したものだ。ありふれた幕の内弁当しかないのだが、苦労して手に入れた駅弁の味は格別で、今でも忘れることができない。



今は無き青函連絡船を宿代わりに使ったのも、懐かしい思い出だ。当時上野を朝一番の列車で東北本線を下れば、最終列車ギリギリで青森に着くことができ、そのまま青函連絡船の深夜便に接続していたので、このルートもよく利用した。連絡船にはコインシャワーの設備もあり、絨毯敷きの桟敷フロアではゴロンと横になることもできたので、一夜を明かすには打ってつけ。翌朝目が覚めた函館からはそのまま道南地方を乗り回し、夜に戻った函館からまた連絡船に乗って一夜を明かし、今度は東北地方を乗り回す。「青春18きっぷ」は連絡船にもそのまま乗ることができたので、実質的には宿代を一切払うことなく何日も過ごすことが可能だったのだ。


今はもうこんな風に夜行をベースにした旅は難しくなったが、東京からひたすら西へ南へと進み、遥か九州鹿児島を目指すという行程は、今でもちょくちょく実行したくなる。何だか『苦行』にも思えるが、移り行く景色に一喜一憂しながら。一日中列車に揺られているというのも意外といいもので、特に岩国を過ぎたあたりから車窓左手にギリギリまで近づいて来る瀬戸内の海は絶景で、何度通っても心が洗われる思いがする。そして何よりはるばる鹿児島まで辿り着いた時の達成感はたまらず、この清々しさはクセになりそうだ。

さて、今夏もまた「青春18きっぷ」のシーズンが近づいてきた。もはやあちこち行き尽くした気がしないでもないが、それでもこの切符の発売が近づくと、いつもそわそわと落ち着かなくなる。これまでの旅を振り返ってみるのもいいし、新たな旅を模索してみるのも楽しそうで、間もなく訪れる旅の現実を思うと、期待感でついつい胸が躍ってしまう。これまで使ったことのない人も、今夏はこの切符を手にフラリと旅に出て、「青春」を謳歌してみてはいかがだろうか。
 

 
青春の思い出の1ページだなぁ。 
 
今はもう一回、津軽の小泊に行ってみたい…。 
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フカヒレ、北京ダック、お土産まで!1日2500円で「横濱中華街」満喫できる旅きっぷが超おトク

2016年07月16日 22時13分50秒 | コラム・ルポ

フカヒレ、北京ダック、お土産まで!1日2500円で「横濱中華街」満喫できる旅きっぷが超おトク

フカヒレ、北京ダック、お土産まで!1日2500円で「横濱中華街」満喫できる旅きっぷが超おトク

状元樓 横濱本店

(ウレぴあ総研)

往復の電車も横濱中華街も付いて1日2500円で楽しめるお得なきっぷでは、「横濱中華街 旅グルメきっぷ」がリニューアル。

優待施設の数が6倍に増え、超お得になりました!

気軽に横濱中華街を楽しめるお得きっぷ

「横濱中華街 旅グルメきっぷ」は東急線の1日乗車券とみなとみらい線の1日乗車券、さらに横濱中華街対象店舗でのお食事券がセットになったきっぷ。

東急線の各駅から横浜へ自由に行き来することができます。

さらに、今回「西武横濱中華街グルメきっぷ」も新発売。

西武線各駅から東京メトロ副都心線までの1往復、副都心線の1日乗車券、渋谷から横浜までの東急東横線1往復、みなとみらい線1日乗車券とお食事券、さらにお土産券がセットになりました。

電車と食事がセットになったきっぷで、気軽でお得に横濱中華街を楽しむことができます。

横濱中華街の人気店舗でランチ

「横濱中華街 旅グルメきっぷ」には横濱中華街でも人気の8店舗で使えるお食事券がついてきます。

どの店舗でもおとなメニューとこどもメニューを用意。

人気のメニューから、「横濱中華街 旅グルメきっぷ」特製メニューまで、豪華な中華が楽しめます。

廣東飯店の点心、三和楼のフカヒレ、四五六菜館 別館の豚バラ肉、獅門酒楼の変わり揚げ、重慶飯店 別館の麻婆豆腐、状元樓 横濱本店のフカヒレつゆそば、梅蘭金閣の梅欄焼きそば、優味彩のゴマ団子…と各店イチオシの人気メニューが目白押し。

どの店舗で食べるか迷ってしまいます。

優待施設数が6倍にリニューアル!

「横濱中華街 旅グルメきっぷ」にはみなとみらい線の1日乗車券もついているので、横浜観光を楽しむことができます。

横浜の人気スポットで使える優待特典が今回大幅リニューアル。

これまで横浜マリンタワー、カップヌードルミュージアム、シーバスの3施設でのみ使えていたものが、なんと18施設まで増えました。

これらの施設では、入場料や飲食代が割り引かれたり、サービスがついてきたりします。

東急電鉄 「横濱中華街 旅グルメきっぷ」
販売場所:東急線各駅(こどもの国線、世田谷線を除く)
販売価格:おとな2,500円、こども1,500円

西武鉄道「西武横濱中華街グルメきっぷ」
販売場所:西武線各駅(小竹向原・池袋新宿多摩川を除く)
販売価格:乗車駅によって異なる

横濱中華街対象店舗
廣東飯店、三和楼、四五六菜館 別館、獅門酒楼、重慶飯店 別館、状元樓 横濱本店、梅蘭金閣、優味彩

優待施設
横浜マリンタワー、カップヌードルミュージアム、シーバス、原鉄道模型博物館、アニヴェルセル カフェ 、レオーネ・マルチアノ、帆船日本丸・横浜みなと博物館、横浜桜木町ワシントホテル DINING & BAR BAYSIDE、JICA国際センター ポートテラスカフェ、大佛次郎記念館、横浜大世界アートリックミュージアム、
(クイーンズスエア横浜 [アット! ]内)
ル サロン ド ニナス、ジェイパスタ、ルネッテリア、ハンズ ビー、プレミアム ビュッフェ、下高井戸旭鮨総本店、カンゲン


甘栗の一件以来、横浜中華街はもういいかな…と思っていたけど、これほどお得な切符があるなら、今夏の帰省でも使ってみようかなぁ。 

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