【民共共闘】連合が参院選総括文書で岡田克也代表の民共連携路線に反対! 「衆院選は政策の一致が必要」
民進党最大の支持母体である連合がまとめた7月の参院選に関する総括文書の原案が21日、判明した。岡田克也代表らが進めた共産党との「民共」共闘路線に関し、全面的な連携や共闘に反対姿勢を示す。党代表選(9月15日投開票)が実施されることも踏まえ、次期衆院選で民共連携が進まないよう強く牽制する。
総括文書の原案では、野党4党が32の改選1人区に擁立した野党統一候補が11勝したことに関して「一定の成果・効果があった」として、岡田氏の努力に一定の配慮も示す。
一方で、参院選での野党共闘が改選1人区にとどまったことを念頭に、「(共闘は)全面的に行ったわけではない」と指摘。今後の選挙でもあくまで部分的な連携にとどめるべきだとの考えを示し、共産党との共闘路線がこれ以上拡大しないよう求める。
政権選択選挙となる次期衆院選については「政策の一致が必要」とし、政策合意のない共産党との連携、共闘は実施しないようクギを刺す。また、民進党候補が比例代表や改選複数区で思うように勝てていないことから、党勢回復が道半ばであることも強調し、代表選で選ばれる新代表に組織力の強化を促す考えだ。
連合は共産党と歴史的に敵対関係にある。連合としては、総括文書で共産党との共闘路線に明確な反対姿勢を示すことによって、民進党代表選にも一石を投じる思惑がある。総括文書は25日に開く中央執行委員会で決定する。
ええっと、政権奪取を目指しているわけでしょ?
億が一にも政権を獲得してしまった場合、政策はどうするつもりなんだろうねぇ。