「無事で良かった」「寒かったのに一人でよく頑張った」。6日午前、佐伯市宇目で行方が分からなくなり21時間ぶりに保護された徳永暦ちゃん(2)。山中で一夜を明かしながらも元気な姿に、関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべ、無事を喜んだ。
暦ちゃんを最初に見つけたのは、暦ちゃんの父親の同僚で捜索活動に参加していた臼杵市野津町宮原、会社員平山拓也さん(29)。「山中の急斜面に白い服が見えた。森の中にはない色なので『いた』と思った」。近寄り「暦ちゃん」と声を掛けると、安心したのか「お母さん」と大声で泣きだしたという。
平山さんは暦ちゃんを抱きかかえて急斜面を下りて救助。「大丈夫だよ。お父さんもお母さんも待ってるよ」と声を掛けて安心させたという。「無事見つかって、本当に良かった」
暦ちゃんはパトカーに乗せられ、いったん近くの曽祖父母方へ。途中、無事保護の一報を受けた母親がパトカーに駆け寄り、窓にすがりついて大声で泣き崩れた。
親戚の女性(76)によると、暦ちゃんは靴を履いておらずはだしだった。手や口の辺りにかすり傷を負っていた。いったん風呂に入れ、体の泥を落としてあげた。女性は「この時季は電気毛布を使うぐらい寒い。よく頑張った」と涙目で話した。
その後、暦ちゃんは救急車に乗せられて病院へ。母親は捜索に協力してくれた人々に「ありがとうございました」と頭を下げた。
暦ちゃんを最初に見つけたのは、暦ちゃんの父親の同僚で捜索活動に参加していた臼杵市野津町宮原、会社員平山拓也さん(29)。「山中の急斜面に白い服が見えた。森の中にはない色なので『いた』と思った」。近寄り「暦ちゃん」と声を掛けると、安心したのか「お母さん」と大声で泣きだしたという。
平山さんは暦ちゃんを抱きかかえて急斜面を下りて救助。「大丈夫だよ。お父さんもお母さんも待ってるよ」と声を掛けて安心させたという。「無事見つかって、本当に良かった」
暦ちゃんはパトカーに乗せられ、いったん近くの曽祖父母方へ。途中、無事保護の一報を受けた母親がパトカーに駆け寄り、窓にすがりついて大声で泣き崩れた。
親戚の女性(76)によると、暦ちゃんは靴を履いておらずはだしだった。手や口の辺りにかすり傷を負っていた。いったん風呂に入れ、体の泥を落としてあげた。女性は「この時季は電気毛布を使うぐらい寒い。よく頑張った」と涙目で話した。
その後、暦ちゃんは救急車に乗せられて病院へ。母親は捜索に協力してくれた人々に「ありがとうございました」と頭を下げた。
本当に無事でよかったねぇ。
自分の孫も同じ2歳だから、心配していたんだよ。
本当、よく頑張ったね。