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聖教新聞(2016/11/ 4)ヒューマン 睡眠、休息に関する書籍執筆 西多昌規さん

2016年12月04日 21時26分04秒 | コラム・ルポ

〈ヒューマン〉 睡眠、休息に関する書籍執筆 西多昌規さん

2016年11月4日

 
 
「したい」と「すべき」―
自分の中の葛藤が
前進のエネルギー。
 
 〈精神科医としての研究・臨床経験を重ね、不眠・疲れ・うつなどを改善するための平易で実用的な著作を多数執筆〉

 ――著作は“少しの時間ボーッとする”など、忙しい人でもすぐに実践できる内容です。

 僕の実家は、小さな印刷屋なんです。商売屋の息子なので、どうしても“すぐに役立つものを”と考えてしまいます。
 内容は、読めば誰でも実践できることですが、いざやってみると、書いた僕自身でもなかなか難しいです。自分ができずに困っているからこそ、読者の立場に立って書けるのかもしれません。

 ――厚生労働省の調査では、日本のうつ病患者数は増え続け、2008年に100万人を超えました。

 一概に“うつ病患者数が増えている”とも言いきれません。診断の基準が甘くなると、患者数も増えますから。
 一方で、早く治療すべき人を救い切れていないという側面もあります。

 ――心の病気になりやすい人の傾向は。

 睡眠時間の少なさや過労が、心身に障害をもたらすことは、もちろんあります。休息は大事です。
 加えて、仕事の内容も影響します。好きなことができている人は、多少休息が少なくても平気なんですよね。
 一方、仕事とはいえ、あまりにも自分の思い通りにいかないことが多いと、心は病みやすいです。こういう人に向けて、本を書いています。

 ――精神科医としてのやりがいは?

 もちろん患者さんが元気になっていくのはうれしいです。
 ただ実は、僕は本来、歴史が好きだったんです。数学や理科は苦手で。「手に職をつけるべき」という親の影響や、さまざまな縁で医師になったのですが。
 自分が思い描いた道と違う方向に進んだ不全感を払拭したい――その糸口がありそうで、精神科を選び、その思いが前進の活力にもなりました。
 精神分析の創始者・フロイトは、自分が“したいこと”と、現実的に“すべきこと”の間で人間は悩んでいて、それが前進のエネルギーになると言いました。
 人間は、望んだ道に進めなくても、また別の道で“何とかやっていこう”という気持ちが、心のどこかにあるのでしょう。
 
プロフィル

 1970年、石川県生まれ。東京医科歯科大学卒業。自治医科大学講師などを経てスタンフォード大学医学部睡眠・生体リズム研究所客員講師。著書に『休む技術』(大和書房)など多数。

MEMO

 近年、インターネットには心の健康状態をチェックできるサイトがあり、病院やクリニックに行く敷居は下がってきた。一方で、ここ数年の年間自殺者は3万人を下回ってはいるが、心の問題は根深い。西多さんの著作が、苦しんでいる人の手に渡り、救いとなることを願う。(孝)


パワハラとかセクハラとか、職場の人間関係に起因する精神疾患が多いのに、自己都合で退職すると3カ月間は無給になるという現実。

これじゃあ病気、特に精神疾患を病んでも仕事を辞めることができないし、そんなパワハラなんかを放置するブラック企業が簡単に事実を認めるわけなんかないし、自殺者が増えるのは当たり前だよねぇ。

こういったことが解決されない限り、これからも自ら命を絶つ人間は減らないんだろうねぇ。 

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厚岸のかきめし

2016年12月04日 18時33分42秒 | つれづれに
ぶどう畑の帰りにベイシアで買い物。

ここでも駅弁を売っていたので、ついつい厚岸の『かきめし』を…ね。



旅に出たい出たいと願いながらも…ね。
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ぶどう畑

2016年12月04日 12時07分39秒 | つれづれに
娘、孫と、わくわくファームへ。

今日も開店時刻ジャストに到着。



まずはいつも通りに、生野菜サラダをメインに。



今日は最初からカレーも食べちゃった。

お代わりは、温玉うどんに生野菜サラダを。



にんじんジャムも、トマトジャムも手作りだって。

ならば…。



…うぷぷ、今日もお腹が満タン。
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