前回、健康の秘訣の一つとして
普段から発する言葉も大切だとお伝えしました。
こういうと「分かっているけど、前向きな気持ちになんかなれない」
「前向きな言葉を発することができない」という言葉が帰ってくると思います。
では、どのようにすると前向きな気持ちになるのでしょうか?
それは脳の状態を安定させることが大切なのではと思います。
脳は生命活動をする中で、
たくさんの情報を感覚器から絶え間なく受け取っています。
この情報の量が一度に、それも過度に入ってくると脳の情報処理能力が落ち、
気持ちを前向きにしたり、ポシティブに物事を考えられなくなったりするのではないでしょうか。
このような、状態が起こりうる要因として、
五感の乱れ(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・体性感覚)がポイントだと思います。
例えば、
花粉症になると、鼻がぐしゅぐしゅし、頭の前の方が重たく感じ
目が痒く赤くなり、耳がつまったような感じになり、食事をしても
香や味が分かりにくくなるといった症状になるかと思います。
その状態で、いつもと同じ生活や仕事の量をこなそうとしても
集中力が落ち思うようにはかどらなくなり、「あ~しんどいな」
といった経験をされた方も居られるのではないでしょうか。
頭の中がスッキリしていないと、いつも通りの日常も憂鬱になることもあります。
普段から五感を整えて脳の情報処理能力を上げる事で、
気持ちにもゆとりが生まれ、言葉の発しにも変化を与えれるのではないかと思います。
五感を整えるには鍼灸治療が効果的です。
「なんか、気分がすっきりしないなぁ」
というときでも、鍼灸治療でお役に立てるかもしれません。
お気軽にご相談くださいませ。p(^^)q