世の中は、コロナ下のオリンピックへ向けて、走り抜けていくようですが…。3月のコロナ姫の公演から三ヶ月。今「コロナ」を書かなくて何を書く?!と、渦中の頃を思い出しています。コロナ下、表現の仕様もいろいろ変化が迫られましたが、一方で、デジタル化を意識した取り組みが加速していくのは、時代の必然もあり、対応する中で開いていくものがあるのではとも思います。もちろん、演劇は実際に見て感じていただく、その一瞬に生きるもので、そこが素晴らしいのですが、以下の劇作家協会の取り組みは、コロナ下だからこそ、急速に進んだ事業であり、対応して下さった方々に感謝しています。
日本劇作家協会が運営する戯曲のデジタルアーカイブは、今年の2/28に公開されました。昨年度の文化庁の委託事業として企画されたもので、劇作家協会の会員を含め、作品が掲載されています。井上ひさし、唐十郎、渡辺えりなど、一流の作家から、全く知らない方まで、様々な戯曲がこのサイトから無料で読むことができます。
このサイトにある、私の戯曲「きつねものがたり」はこれまで、二度、公演してきた短編戯曲です。前登志夫先生の短歌や、新見南吉の「てぶくろをかいに」がモチーフになっています。サイトのアップが、コロナ姫の稽古の頃のことで、ゆっくり見たこともなかったのですが…。先日、この戯曲の上演に関して問いあわせを受けました。知らないところで、戯曲を読まれている、という実感が妙にわいてきました。考えてみれば、このブログもそうですね。いつもおつきあいくださり、ありがとうございます。
その「きつねものがたり」ですが、以下をクリックすると読むことができます。また、他の多くの劇作家の戯曲も掲載されていますので、是非、ご覧ください。
日本劇作家協会が運営する戯曲のデジタルアーカイブは、今年の2/28に公開されました。昨年度の文化庁の委託事業として企画されたもので、劇作家協会の会員を含め、作品が掲載されています。井上ひさし、唐十郎、渡辺えりなど、一流の作家から、全く知らない方まで、様々な戯曲がこのサイトから無料で読むことができます。
このサイトにある、私の戯曲「きつねものがたり」はこれまで、二度、公演してきた短編戯曲です。前登志夫先生の短歌や、新見南吉の「てぶくろをかいに」がモチーフになっています。サイトのアップが、コロナ姫の稽古の頃のことで、ゆっくり見たこともなかったのですが…。先日、この戯曲の上演に関して問いあわせを受けました。知らないところで、戯曲を読まれている、という実感が妙にわいてきました。考えてみれば、このブログもそうですね。いつもおつきあいくださり、ありがとうございます。
その「きつねものがたり」ですが、以下をクリックすると読むことができます。また、他の多くの劇作家の戯曲も掲載されていますので、是非、ご覧ください。