奈良町にぎわいの家では、5年前の開館より、奈良人形(一刀彫)の名人で、幕末から明治期に当館の二軒隣に住まいした、森川杜園企画、杜園の生まれた6月に開催しています。大津昌昭氏の小説『芸三職 森川杜園』をテキストに、私が脚色、演出をして、朗読劇等の企画を続けてきました。今年はコロナ対応下で、早々に朗読劇が中止となり、けれども生誕200年の年なので、是非、なんとかしたいと思っていました。関係者のお力添もあり、、本日から、森川杜園作品の展示、日曜日には大津先生の講演の実施となりました。マスク着用、距離をおきながらですが、休館から初めての事業です。何か、杜園が見守ってくれているような気がしています。講演は既に満席ですが、展示の方は終日、見ていただけます。梅雨入りで暑くなり、マスク着用の来館となりますが、よろしければ、お気をつけてご来館ください。
杜園は彫刻、絵、狂言と三つの分野を仕事としたマルチアーティスト。それぞれの分野が物を創る時に共鳴し、形となっていった…。私自身、演劇、短歌、施設プロデューサーと三分野に関わっていながら、何が形になっているのかな…と振り返ること多々…。でも、奈良町に住まいした大先輩?!の作品のエネルギーには、毎年、励まされます。
杜園の辞世の句を入れて、パンフをデザインしました。この辞世、何とも飄々としています、最期にこんな歌を詠めますように…。
杜園は彫刻、絵、狂言と三つの分野を仕事としたマルチアーティスト。それぞれの分野が物を創る時に共鳴し、形となっていった…。私自身、演劇、短歌、施設プロデューサーと三分野に関わっていながら、何が形になっているのかな…と振り返ること多々…。でも、奈良町に住まいした大先輩?!の作品のエネルギーには、毎年、励まされます。
杜園の辞世の句を入れて、パンフをデザインしました。この辞世、何とも飄々としています、最期にこんな歌を詠めますように…。