前回の記事から続きます。
私が住んでいる島はど田舎だし、
新たな人脈発掘を諦めているような
私であるからより一層、
限られたコミュニティ内でしか
活動しておらず、だから親しく話せる人は
限られてしまう。その中で私と同じように
某国の歌って踊れるアイドルのことを
好きだと語るような方は
見渡してもいない状態なのね。
だから夜な夜なムフフムフフと
すっかり1人夢心地状態であるけど
まあそれでも満足してる笑
でも前回偶然出会った、
0円スマイル(←もう古い?)を提供して
くれることで有名なあのクルーとの
短いけれど気持ちが通じあったあの瞬間は
やっぱり嬉しかった。
それからいく日か過ぎて、
私は稀に訪れる絶好調の猛烈な勢いで
荷出し業務をしているときに、
お客様に声をかけられたの。
声をかけられたので、
作業を中断しなければならないことに
思わず舌打ちしたいような気持ちになり
勝手に苛立ったのだけど、
(荷出しスタッフあるある),
そんなことをおくびにもださず
瞬時に秀逸な営業スマイルを浮かべて
振り向いたのね。
若い女性のお客様だった。
そうして「あぁ、やっぱりそうだ」
と言ったのね。
ん?笑顔のまま私は固まったよね。
私、悲しいことに人の顔を覚える能力が
著しく欠けているので、笑顔の裏には
who are you?が表裏一体してたんだけど
彼女がそのまま自己紹介してくれたの。
Mなマークが目印のseventeen好きの
クルーです。覚えていますか?って
思い出したわ!
私。ワォって言ったよね。
思わずワールドワイドになったよね。
だからそのまま何故か握手を求めちゃった笑
彼女はにかんだスマイルで
私のワールドワイドな握手に応じて
くれましたよ。はにかみが堪らない。
思わずなんというか私の中の男の子が騒ぐ。
もういっそのこと、僕と付き合っ。。。
彼女は矢継ぎ早に、
自分の周りにはseventeen好きが
いなかったから、私の車から曲が
流れてきたことに嬉しくなって
思わず声をかけてしまったこと。
でもその時すでに私の事をよく行く
お店の店員さんだと分かってたこと。
(田舎あるある)
どの曲が好きなんですか?
いつから好きなんですか?
コンサートに行ったことありますか?
もう洗剤売り場がインタビューの場に
なったよね。私は辛うじて大人の
余裕を保ちながら答えたよね。
なんだろう。
彼女は相変わらずはにかんだ笑顔なんだけど
それに反比例して熱量が凄くて。
ああ。彼女はガチ、だ。
敵わないわ。
私はそう思ったね。
私なんて、
YouTubeで彼らの映像を漁っては
ムフムフしている程度なんだ。
曲は全て無料ダウンロードだし、
だからCD購入もしたことがない。
彼女のようにファンクラブにも
入ってないし、
コンサートにも行っていない。
でもね。
興奮しながら話している
彼女はとても愛おしく、
時折我に返って、お仕事の邪魔を
してごめんなさいと謝る彼女を
優しい気持ちでやんわりと大丈夫だよー
と言うこともできた。
思いきって他人に話しかけてみること
の勇気と恐らくそれを助ける
好きな気持ちがなんというかもう
いじらしく思えて。萌えた笑
ひとしきり話して、
大変満足した様子の彼女は
また来ますね。と帰って行った。
また会う時までに
おすすめの動画観とくからね。
あ、そういえば彼女の名前を
尋ね損ねちゃった。
表題は彼女が好きな曲のタイトルです。