うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

舞い落ちる花びら その2

2020-06-18 14:42:00 | 日記
前回の記事から続きます。

私が住んでいる島はど田舎だし、
新たな人脈発掘を諦めているような
私であるからより一層、
限られたコミュニティ内でしか
活動しておらず、だから親しく話せる人は
限られてしまう。その中で私と同じように
某国の歌って踊れるアイドルのことを
好きだと語るような方は
見渡してもいない状態なのね。

だから夜な夜なムフフムフフと
すっかり1人夢心地状態であるけど
まあそれでも満足してる笑

でも前回偶然出会った、
0円スマイル(←もう古い?)を提供して
くれることで有名なあのクルーとの
短いけれど気持ちが通じあったあの瞬間は
やっぱり嬉しかった。

それからいく日か過ぎて、
私は稀に訪れる絶好調の猛烈な勢いで 
荷出し業務をしているときに、
お客様に声をかけられたの。

声をかけられたので、
作業を中断しなければならないことに
思わず舌打ちしたいような気持ちになり
勝手に苛立ったのだけど、
(荷出しスタッフあるある),
そんなことをおくびにもださず
瞬時に秀逸な営業スマイルを浮かべて
振り向いたのね。

若い女性のお客様だった。

そうして「あぁ、やっぱりそうだ」
と言ったのね。

ん?笑顔のまま私は固まったよね。

私、悲しいことに人の顔を覚える能力が
著しく欠けているので、笑顔の裏には
who are you?が表裏一体してたんだけど
彼女がそのまま自己紹介してくれたの。

Mなマークが目印のseventeen好きの
クルーです。覚えていますか?って

思い出したわ!

私。ワォって言ったよね。
思わずワールドワイドになったよね。
だからそのまま何故か握手を求めちゃった笑

彼女はにかんだスマイルで
私のワールドワイドな握手に応じて
くれましたよ。はにかみが堪らない。
思わずなんというか私の中の男の子が騒ぐ。
もういっそのこと、僕と付き合っ。。。

彼女は矢継ぎ早に、
自分の周りにはseventeen好きが
いなかったから、私の車から曲が
流れてきたことに嬉しくなって
思わず声をかけてしまったこと。
でもその時すでに私の事をよく行く
お店の店員さんだと分かってたこと。
(田舎あるある)

どの曲が好きなんですか?
いつから好きなんですか?
コンサートに行ったことありますか?

もう洗剤売り場がインタビューの場に
なったよね。私は辛うじて大人の
余裕を保ちながら答えたよね。

なんだろう。
彼女は相変わらずはにかんだ笑顔なんだけど
それに反比例して熱量が凄くて。

ああ。彼女はガチ、だ。

敵わないわ。
私はそう思ったね。

私なんて、
YouTubeで彼らの映像を漁っては
ムフムフしている程度なんだ。
曲は全て無料ダウンロードだし、
だからCD購入もしたことがない。
彼女のようにファンクラブにも
入ってないし、
コンサートにも行っていない。

でもね。
興奮しながら話している
彼女はとても愛おしく、
時折我に返って、お仕事の邪魔を
してごめんなさいと謝る彼女を
優しい気持ちでやんわりと大丈夫だよー
と言うこともできた。

思いきって他人に話しかけてみること
の勇気と恐らくそれを助ける
好きな気持ちがなんというかもう
いじらしく思えて。萌えた笑

ひとしきり話して、
大変満足した様子の彼女は
また来ますね。と帰って行った。
また会う時までに
おすすめの動画観とくからね。

あ、そういえば彼女の名前を
尋ね損ねちゃった。

表題は彼女が好きな曲のタイトルです。








舞い落ちる花びら

2020-06-15 13:42:00 | 日記
もう。もう。もう。もう。
聞いて聞いて聞いて聞いて?
うん。書くね。ちょっと待って。
すこし気持ちを落ち着かせ。。。
いや、このままでいこう!

数日前、ドライブスルーに寄ったのね。
Mなマークが世界規模で有名なファストね。
この前見かけたどイケメンが居ないかなぁ
と思ってしまったのはやはり事実なんだけど
とりあえず寄ったのね。

あ、そのどイケメンは居なかったんだけど。
私的、嬉しくなることが起きたのね。

商品受け渡し口があるじゃない?
あそこで事件は起きたの。

車では音楽を聴きながら行動する
ことが常なんだけど、
窓があいてるときはボリュームを絞るか
切っちゃうことをマナーとしてるんだけど
私、うっかりだからいつもうっかりしながら
日々過ごしているから←問題だぞ
この日はそれを忘れてて。
むしろ気分良く音楽に聞き惚れてて。
配慮を忘れていたのね。←

Mなクルーが「ポテトがあがるまで少々お時間を頂けますか?」との問いかけにも
「わかりましたぁ」って笑顔も添えて
待機してたの。受け渡し口で。窓オープンで。
音楽を流しながら(爆音じゃないよ)。

したら、すぐ側に居たクルーが
チラリと私を見たの。目が合ったの。

その時、
島のマダムである私が条件反射的に
やることはにっこり微笑むことなんだけれど、
(島のマダムあるある)

あ、やべ音楽が聴こえちゃった?
とその時初めて気が付いて
ボリュームを絞ったのね。
笑顔が凍りついたまんま。
やだ、マダム恥ずかしいわって。

その後、
「お待たせしました」(全然待ってないよ)
と先程目が合ったクルーが商品を
持ってきてくれたのだけど、

唐突に「セブチ、好きなんですか?」
と聞いてきたのね。
(セブチ→某国のアイドルグループ
seventeenの略称)

「好きですねぇ、元気がでるから」
多少の動揺と共に素直に答えたの。

「私も好きなんです。わぁ嬉しいです」
クルー、両手で顔を隠しながら告白。
可愛い可愛い、グリグリしたいくらい。
もう僕と付き合ってクダサイ。
って思うくらい。

その後は商品を受け取る時に、
誰のファンなの?へー、何気セクシーだよねー
お客様は?そうなんですね歌ヤバイですよねー
という業務に支障をきたさない短い会話
を交わしてその時はさよならをしました。

この話は後日談があるので続きは
次回書きます。




輝かせてあげる

2020-06-10 11:44:00 | 日記
久しぶりに
声を出して笑っちゃった。

そしたら最初なんか
「笑い方忘れたのかい?」って自身に
問いただしたいほどグフフとかでちゃって
なんとも陰湿的な気持ち悪い声がでちゃって
自分で自分が情けなくなったんだけど
しばらくすると声帯も慣れたようで
カラカラ笑えるようになったよ
勿論、気分も楽しくなっちゃって
加えて、明日は楽しく過ごせそうだわ
とか思っちゃったよ。ありがとう。

あるユーチューバさんが配信した
リアクション動画。
そのテンションが面白くて爆笑。

あまりにも楽しい気分になったので
ここは是非記述しておきたい。

恐らく、それが私的推しグループ関連の
動画だったからしっくりとハマったのかも
しれないし。私はその異国の国に
大変興味があるからハマったかもしれない。
でもそれを差し置いても
彼はエンターティナーだった。彼の、
観てる側を楽しませたいという
揺るぎない気持ちは受け取った。

推しグループのリアクション動画で
すっかり彼の虜になった私は、
もっと観たいとその他の動画も漁っており
気づけば朝を迎えてしまった。
今気分は寝不足のクセに変に幸せだ。
ありがとう。デボちゃん。
私は変なテンションのまま仕事に向かい、
お客様にもスタッフにも鬼のように
積まれた荷出し荷物にさえも穏やかに
接することができたよ。ありがとう。


そう。彼の名前はデボちゃん
(韓国人先生デボちゃん)

https://www.youtube.com/watch?v=6tuAGr_ZNzA&feature=share

←私の推しグループのseventeenの
リアクション動画。
異邦人である彼らが頑張って日本語で
歌っている姿に感動して感極まって
泣いてしまうっていう動画なんだけど
その感極まりぶりがどうしても笑いを誘う

https://www.youtube.com/watch?v=4-MlPTvrNpo&feature=share

←私の推しグループのseventeenの
リアクション動画その2
動画が進むにつれて興奮のあまり
情緒が不安定になっていく様が。。。
もうどうしても笑ってしまう。
こんなに感動してくれるなんて
seventeenもきっと本望であろう。
いつかご対面できたらいいのにね。

その他のデボちゃんの動画を漁っては
ぐふふ、カラカラと笑う私をみて
旦那さんはうみさんがそんなに笑うなんて
珍しいなと一言涼しげな(小馬鹿ともとれる)
視線を一瞥してくれましたが。

そんなわけで以上報告でした。

追 タイトル名はseventeenの掛け声です。
ファンはこうやって応援するわけですね。
デボちゃんも叫んでおりました。

ネイキッド

2020-06-07 13:44:00 | 日記
誰かいいひといないかなぁぁ?
職場の倉庫で叫ぶアラサー同僚。

なんかさぁ なんかこうさぁ
夢中になるような感じのさぁ

荷物の紐をハサミでバチンバチンと
勢いよくぶった斬りながら
思いをぶちまけるボブカットの同僚。

これは欲求不満気味なんだな
感情が溢れ出して困っているんだな
そう察知したアラフォーの私は
それを汲んでやるべく請け負った。

ボブちゃんはどんな人が好みなの?

その時の私は酷いもんだけれど
ボブちゃん自身には全く興味はない。
ボブちゃんの仕事ぶりにはひどく
関心はあるけれど、それ以外は興味はない。
今だって質問はするけれど、
これはコミュ力がなせる技で無意識。
そこに魂はゼロパーセントなんだ。
(人に関心が無くなる傾向が年々増加している)

ボブちゃんは。好みというよりか、
「じゃない」方を列挙していく。
例えば、デブは嫌とか毛深いのは嫌とか。
あまりに喜々として挙げていくので、

じゃなくて。好みだってば。
と制する。更に続けた。
今まで本気で好きになった人って
どんな人だったの?

ボブちゃんは、思いを巡らせた
なんとも魅力的な表情をした。
これでよい。なんというか私が。
今、ボブちゃんに興味が湧いた。

私。昔はおしゃべりな方だったと思う。
でも最近、集っていても黙っていることが
多い気がする。興味が湧かないのだ。
人は歳をとるとそうなっていくのだろうか。

どんな人かっていうと。。
うーん。うまく言えない。。

ボブちゃん、考えこむ。
手のひらを口にあてた。
うん。好き。それ。可愛い。

言っちゃえ 言っちゃえ
のびのびと思いつくまま言っちゃえ。

私は仕分け作業中のウィスキーを
高々にあげてボブちゃんを促した。