鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会NEO

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2021-02-08 | 粟野

2月4日、粟野コミュニティセンターにおいて令和3年第1回の粟野財産区定例会が、議員15人(全員)が出席し、午前10時から開かれました。

▲財産区議会のもよう(2月4日)

はじめに議員案2件が審議され、総務委員会と営林委員会を設置する委員会条例の制定と、議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてが可決されました。

続いて財産区管理者の佐藤市長から提出された議案第1号、財産区会計より令和3年度鹿沼市の一般会計予算への354万6千円の繰り出しについてが審議され、防犯灯電気料、公民館修繕、コミュニティ推進協議会への補助及び自治会運営支援金などの一部財源としての繰り出しが認められました。

議案第2号は財産区特別会計予算で、総額1,972万2千円(前年度から207万7千円減)とする令和3年度の予算が可決成立しました。歳出の内訳は、議会費が438万円、総務管理費1,484万2千円などとなっています。

 

今回の議会のポイント

①議員提案により条例を制定、改正

粟野財産区議会の委員会について定める「鹿沼市粟野財産区委員会条例」を制定し、議員が行う委員会の会議や調査研究について定められました。また、財産区議員の月額報酬の見直しと期末手当の支給、財産を管理するための区域内の旅行について、旅費を支給するため「鹿沼市粟野財産区議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例」の一部が改正されました。

▲議員による調査のようす▼

②当初予算の歳入に初めて「不動産売払い収入」を計上

不動産売払い収入は、財産区の直営林の木の処分益です。今回は富士の腰、地獄沢の搬出間伐を予定し、その収益271万7千円が予算化されました。

 

③城山公園野生鳥獣防護柵設置を予算化

城山公園内にイノシシ等の野生鳥獣が侵入し、掘削被害によりヤマツツジの成長への影響が懸念されていました。現在設置してあるワイヤーメッシュや防護ネットは一部破損していることから、より効果のある防護柵の設置を求める声がNPO法人城山を守る会から上がり、土地所有者として、また地域貢献策として粟野財産区が防護柵を設置することとなりました。

ではまた。