8月28日(金曜日)に、北犬飼地区福祉活動推進協議会 にこにこ弁当実施委員会主催による「食品衛生に関する講習会」を開催しました。
当協議会では、年5回、地域の一人暮らしの高齢者等の安否確認や交流を目的に、お弁当を配る【にこにこ弁当】事業を行っています。
初めての試みとして、この事業の運営にかかわる方々を対象に「講習会」を行いました。
最初に当協議会の稲川副会長からあいさつがありました。
続いて講師紹介。
講師は、市の髙橋管理栄養士と佐藤管理栄養士。
新型コロナウイルス感染症予防対策として、参加者の人数を最小限に制限しました。
ー第1部ー 「食中毒」の主な病原菌と適切な調理法についての講話
予防するための3つのポイント
ポイント1⃣ 正しい手洗い ~石鹸を使って水道水でよく洗い流す~
*よく泡立てて、手のひら、手の甲、指先、爪の間も丁寧に。
*指輪や指の付け根、手首も忘れずにしっかりと。
ポイント2⃣ 調理環境に気を配る ~食材はもちろん調理器具にも気を配ること~
*まな板の熱湯消毒。
*包丁は「柄」までしっかり洗う。
*スポンジやふきんは、洗剤で洗い十分に乾かす。
ポイント3⃣ 冷蔵庫の使い方に注意 ~食中毒予防には、低温保存が重要で、その温度管理がポイント~
*冷蔵庫は、開閉時間を短くし、詰めすぎない。
*細菌を持ち込まない。
*冷蔵庫も定期的に掃除をする。
食中毒は、食中毒菌を『付けない、増やさない、やっつける』が、3原則
参加者の皆さんは、メモを取りながら真剣に聞いていました
説明後にクイズ形式で復習をしました。
ー第2部ー 手洗いの実践
「手洗いチェッカー」を使って、普段の手洗いで、どのくらい汚れが落とせているかをチェックします
①最初に手に汚れを付けます。(青ラベルのポンプをプッシュして手をこすると汚れが付きます。)
②普段通りに手を洗います。
普段通りに~って言ってるけど・・・
③よく乾かして手をかざします。
汚れているところは、白~く見えます。
と。。。ビックリ
汚れが残った部分が白くなっています。
特に爪や爪の生え際が白くはっきりと見えます。
白く残った部分は、今まで以上に念入りに洗わなければ・・・反省。
この研修で、食中毒予防や手洗いの仕方など、普段から気を付けていたことですが、需要ポイントを再確認しました。
また、実践を交えた内容で、有意義な研修になりました。