寒さが一段と厳しい2月15日(金)に歴史探訪教室を開催し、「渡良瀬遊水地」と「蔵の街とちぎ」へ行って来ました。
渡良瀬遊水地では、ボランティアガイドさんから東京ドームの700倍の面積があることや治水・利水での重要な役割などの説明を受けました。
まず、最初にウォッチングタワーからの見学
67段の階段を登り頂上から広大なヨシ原や貯水池の谷中湖を一望しました。
男体山や筑波山も見えました
空気が澄んだ日には富士山やスカイツリーも見ることができるそうですが、残念ながら今日は見ること は出来ませんでした。
いきなり~ 記念撮影
次に谷中村役場跡など「谷中村史跡保存ゾーン」を散策
豊かな自然に触れ、渡良瀬遊水地の機能や成り立ちの歴史、生息する動植物の説明や自然環境保全のためにほぼ全域に火を入れる「ヨシ焼き」などの話を聞きました。
次に向かったのが「三県境」
「三県境」とは、3つの県が接する1か所の県境のこと。
埼玉県と群馬県、栃木県の「三県」の境は、加須市と板倉町、栃木市に接し、3歩で回れる珍しい県境。
全国40か所ある三県境のなかでも3歩で回れるのはここだけという「三県境」を散歩&3歩しました。
かかった時間も1秒・2秒・3秒?
「3歩で三県周回記念」のスタンプを押したり、写真を撮ったり
「道の駅みかも」でお昼を食べ、午後は約2時間かけて「蔵の街とちぎ」を散策しました。
見学場所は3か所。
江戸後期から舟運で栄えた木造回漕問屋の「塚田歴史伝説館」
栃木市を代表する黒塀と白壁の土蔵や人体型ロボットの蔵芝居「巴波川の悲話」を見ました。
カモや鯉が泳ぐ巴波川に沿ってガイドさんの説明を聞きながら歩き、次に向かったのが、麻問屋と銀行を営んでいた明治の豪商「横山郷土館」
ガス灯や見世蔵(店蔵)などの伝統的建造物や庭園、文化的遺産を見ることができました。
最後に「とちぎ山車会館」で人形山車や秋祭りの映像を見ました。
自然の魅力や伝統ある歴史に触れるだけでなく、歩いて運動も兼ねながら親睦を深めた歴史探訪教室。
「また、違った季節に来てみたい」「次はもっと時間をかけて見学したい」
と、期待に胸を膨らませる楽しい一日になりました。