少し秋めいてきた9月14日(金曜日) 高齢者教室「押原ひろば」を開催しました。
第2回目となる今回は、益子町で陶芸体験と歴史や伝統文化に触れました。
朝8時45分に益子町に向かうため北押原コミセンを出発
(集合時間は8時30分なのに、すでに8時には数人が来ていました) 皆さん楽しみにしていてくれたのですね
最初に向かったのは、『益子陶芸倶楽部』 ここで絵付けの体験をしました
益子町にはたくさんの窯元で気軽にオリジナル作品が作れる陶芸教室が開催されています。
陶芸倶楽部の方から、色の選び方や描き方の指導を受け 早速・・・
押原ひろばの人達は、毎日使う湯呑みに季節の絵柄や好きな言葉を描きました
なかなか思うように描けないと言いながらも、黙々と筆を走らせ見事に完成させました 鹿沼のいちごを描いた人も・・・
今回お邪魔した『陶芸倶楽部』さんには、多くの大学生が陶芸体験に来ていて、海外から古民家で宿泊しながら勉強している人もいました。
焼き上がって届くまで時間がかかりますが、出来上がりを想像しながら楽しみに待つことにしましょう
次に益子焼共販センター周辺で昼食、自由時間を楽しみ、お土産の益子焼もゲットしました
午後は、陶芸美術館の敷地内にある旧濱田邸と登り窯を見学しました。
明日から始まる3年に一度の「土祭(ひじさい)」の準備がされていましたが、昨年末に葺き替えたばかりの茅葺屋根に感動したり、家の中では昔を思い出し、「懐かしい」という声が聞かれました。
庭には濱田庄司が生前愛用していた登り窯が復元されていました。
全員集合 みんなで写真をパチリ
次に向かったのが、県の文化財に指定されている『日下田愛染工房』
築200年を超える茅葺屋根の建物の中に72もの甕が整然と並び、日下田さんからその歴史と伝統、現況についてお話を聞きました。
機織り機械も見ました。
「ジャパンブルー」と呼ばれる藍色は、落ち着きがあり、上品さと繊細さ、ちょっとした可愛らしさを感じました。日下田さんの説明もとてもわかりやすく、皆さん熱心に耳を傾けていました。
最後に道の駅「ましこ」に寄り鹿沼に帰って来ました。
お互いを、〇〇君と呼び合う93歳のお二人を含む20人の参加者の皆さんは、
明るく元気で、楽しく、忙しく日々を過ごしていらっしゃいます。
「押原ひろば」に参加した皆さんの元気とパワーを感じました。
「みなさ~ん ますますお元気で~」