7月24日(火)加蘇中学校伝統の「造林育成撫育作業」が行われ、全校生徒32名が加蘇コミセンの裏にある財産区所有の「富士山」で下草刈りをしました
地区の先輩方から「自分たちが中学生のころは、上久我の奥にある直営林まで早朝から自転車で移動して、撫育作業をやったんだよ」…なんてお話も聞こえてくる長~い歴史のある行事となっています
そもそも「撫育」とは、「かわいがって育てる」という意味があるそうです。この作業は、加蘇中の伝統を受け継ぐ心と地域の連帯感を育ててることや団体行動を通して、協力と助け合いの精神を学ぶことなどを「ねらい」として行われています。
まずは、生徒会役員の生徒の進行で「初めの会」が行われました。
加蘇財産区大貫議長からのご挨拶です。
指導をしてくれる管理員さんたちです。
作業開始!暑い日が続いていたせいか、例年以上に草が伸びていて手ごわそうです
生徒のみなさん、使い慣れない鎌を片手に頑張ってくれています
連日、猛暑日が続いて心配していましたが、加蘇中の日ごろの行いが良いようで、曇り空で作業がしやすい天候になって一安心でした。
参加者全員、熱中症になることなく、無事に作業が終了しました
みなさんの頑張りのおかげで、開始前はあんなにこんもり草が生えていたのに、作業後はこんなにすっきりしましたよ。すごい
最後に、「終わりの会」が行われ、生徒会長から、議長や管理員さんたちへお礼の言葉がありました
ちなみに、加蘇地区の小中学校3校や加蘇コミセンは、加蘇財産区から地域のためにとたくさんの寄付を受けて建てられた歴史があります。財産区の山林は地域みんなの財産なんですよね。そんなことも考えさせられた撫育作業でした
作業に参加してくれたみなさん、お疲れ様でした