op's weblog

文字通りのログ。経験したことや考えたことの断片のアーカイブ。

テニスシューズ蟻地獄?

2011年11月18日 16時09分35秒 | Weblog
『ベイビーステップ』の最新刊は届いたのだが、えらく濃いので前巻から読み直すということで後回し。


X-アーマーの2011年版がいまひとつしっくりこなかったので、ウィルソンのツアービジョン(オムニ用)を買ったところまでは前々回書いた。で、早速練習で使ってみたのだが、グリップは問題なし。フィッティングについては、厚めのソックスを2重に履いているにも関わらず、ショップで確認したときより何だかまたゆるく感じるふわふわ感。ややきつめに(しばらく痛いくらい)ひもを縛ってプレーしたが、結局感覚的な違和感以外は足が中で前後に遊ぶこともなく問題はなかった。

だが、足が落ち着かないのはいや(足首の怪我がコワイ)なので、シューズについては御用達の状態になりつつある渋谷のア○○で物色。というか事前にネットで目をつけていたアディダスの値落ちモデルをチェックした。まず検討したのはバリケード・チーム。バリケードシリーズは古いモデルでは土踏まずの位置が合わなかったのだが、毎年どのメーカーも足型を変えてくるので(X-アーマーはやや幅広にしたようだ)、試す価値はある。で、よかった。土踏まずの位置も足型も大きく変えられていてしっくりきたし、ひもを通す穴が一部金属製になっており、緩みにくい構造になっているのも気に入った。バリケード6に比べるとアッパーの剛性が落ちるらしいが、いずれにせよ3足交互に履いても半年もたないのはわかっているし、バリケード6はまだ重い。アディゼロ・フェザーも展示してあったが、パッと見甲のラインがバボラっぽく直線的なのと、オムニ用は底がヘリンボーンということで、今回はパス。

で、その翌日試合に出たのだが、相棒は一応実績のあるX-アーマー(但し2011年版)。ふわふわ対策として内側の靴下に参加賞でよくもらう、“テニス用”を選んでみた。普通の厚めのスポーツソックスより網目が密なので少しはいいかな、と思ったのだが、成功した。ふわふわ感なく、ロングマッチでも足元を気にせずプレイできた。ただこれは靴下のおかげという以外に、自分の足自体微妙に形が変わるせいもある気がする。以前一定の周期で骨盤は開いたり閉じたりするという話を聞いたことがあるのだが、実際僕は同じ条件下であっても体調や気候の変化で体のサイズが微妙に変わるのだ。まだ検証が必要と思う。


二日後、今度はバリケード・チームで練習。グリップは問題なし。というか、最近のオムニ&クレー用シューズは小さなスパイク付のモデルが増えており(ディアドラなんてモロですな)、以前のような性能差が出にくくなっているのだ。それでもブリヂストンはスパイク無しで高いグリップを実現しているし、スパイク付のシューズをクレーで使うのは今後問題視されそうな気はするのだが。また一方でアディゼロ・フェザーはヘリンボーンを採用しているし、オールコート用で勝ち進む人も珍しくないので結局シューズの使い方もテクニックと適性次第ということらしい。仕事の徹夜明けでコート直行、雨降りのオムニにナイキのルナヴェイパー(フェデラーが履いてるやつね)履いてアップ無しでJOPベテランで勝ってしまう奴も世の中にはいるのだ。グリップの問題については逆にハードコートでわざと?滑らせるプロをよく見るのだが、関節の負担を和らげるために僕も習得したいものだ。(ハードコート用のシューズも売っているが、種類が少ないし、これ以上靴を増やしたくない。)

バリケード・チームに話を戻すと、横幅もやや細めでフィット感は高い。ただ少し縦に長い感じがしたので靴ひもは強めに締めた。結局問題はなかったものの、さすがにハードに動き続けると、靴紐の穴のロックは少しは緩む。それでもアッパー自体の剛性感は低くなく、実用上問題ないレベルだった。一方、帰宅してからチェックしてみると、ウィルソンのツアービジョンは足首周りが他のモデルよりやや広くできており、それが落ち着きのなさの原因になっているようだ。もちろんこれも使う人との相性だし、足首にサポーターをつけるときもこの方が好都合だろう。

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