フリーランスジャーナリストの田中龍作氏が、街頭に立って取材の資金援助を募っているそうです。
僕は(ご多分に漏れずアラブの春以降ですが、)仕事の為と個人的興味から、ツイッター等で国内外の情報を日本語と英語で収集していますが、各地域の主要マスメディアとともにフリーランスのジャーナリストからの発信に頼っています。だから例えば昨年10月に始まったイスラエルとパレスチナ住民の「紛争」も、第6次ネタニヤフ政権発足からエスカレートしていたパレスチナ住民への弾圧を伝える田中氏等のツイートや記事から予想できたし、この「紛争」におけるイスラエルの目的が、パレスチナ人居住区の完全占拠と住民の抹殺であることも、フリーランサーたちが現地から逐次公開する写真やレポートからすぐに類推できました。一方、所謂西側のマスメディアの記事はプロパガンダ以上でも以下でもなく、全く信頼できませんでした。
経済関連の情報も、まあパンデミックから投機ブームが続いているので、主要国の政府と中央銀行のアナウンスとそれをなぞったマスメディアの報道を見ながら(波はありますが)強気に行けばなんとかなる状況が続いていますが、金融面の強力なドーピングによるバックラッシュは既に始まっており、「大本営発表」やマスメディアの報道と実際の経済の状況の乖離が顕在化してきています。歴史的に、この乖離は景気悪化が進むほど激しくなる事が予想されます。統計情報の改ざん・歪曲だけでも、古くは世界恐慌時の米国フーバー政権が担当部局にかけた圧力、近年では日本の第2次安倍晋三政権や米国の第1次トランプ政権時に行われた歪曲が知られています(某中華人民共和国を笑えません)。
こういう局面では(もちろんそうでなくても)「誰が実際に何をやっているのか」「結果として実際に何がおこったのか」を正確に詳細に把握する事が大事なのですが、現在この点でマスメディアはほぼ役に立ちません。
田中龍作氏については、時にその主張に完全には同意しかねることもありますし、正に一匹狼という感じのアクの強さが感じられますが、ああいう尖がった人でないとできないことがあり、フリーランサーだからこそできる報道が確実にあり、彼の国内外での活動実績がそれを証明しています。それは今我々にとって生命線となってきています。(性格的に田中氏がそうなる可能性は低そうですが、)このままでは、優秀なフリーランサーが一部の裕福な個人や企業に囲い込まれ、重要な情報が彼等にいいように利用され、一般には報道されじまいになる可能性さえあります(情報分析のプロセスもそうなりつつあります)。
今が最後のチャンスかもしれません。
僕は(ご多分に漏れずアラブの春以降ですが、)仕事の為と個人的興味から、ツイッター等で国内外の情報を日本語と英語で収集していますが、各地域の主要マスメディアとともにフリーランスのジャーナリストからの発信に頼っています。だから例えば昨年10月に始まったイスラエルとパレスチナ住民の「紛争」も、第6次ネタニヤフ政権発足からエスカレートしていたパレスチナ住民への弾圧を伝える田中氏等のツイートや記事から予想できたし、この「紛争」におけるイスラエルの目的が、パレスチナ人居住区の完全占拠と住民の抹殺であることも、フリーランサーたちが現地から逐次公開する写真やレポートからすぐに類推できました。一方、所謂西側のマスメディアの記事はプロパガンダ以上でも以下でもなく、全く信頼できませんでした。
経済関連の情報も、まあパンデミックから投機ブームが続いているので、主要国の政府と中央銀行のアナウンスとそれをなぞったマスメディアの報道を見ながら(波はありますが)強気に行けばなんとかなる状況が続いていますが、金融面の強力なドーピングによるバックラッシュは既に始まっており、「大本営発表」やマスメディアの報道と実際の経済の状況の乖離が顕在化してきています。歴史的に、この乖離は景気悪化が進むほど激しくなる事が予想されます。統計情報の改ざん・歪曲だけでも、古くは世界恐慌時の米国フーバー政権が担当部局にかけた圧力、近年では日本の第2次安倍晋三政権や米国の第1次トランプ政権時に行われた歪曲が知られています(某中華人民共和国を笑えません)。
こういう局面では(もちろんそうでなくても)「誰が実際に何をやっているのか」「結果として実際に何がおこったのか」を正確に詳細に把握する事が大事なのですが、現在この点でマスメディアはほぼ役に立ちません。
田中龍作氏については、時にその主張に完全には同意しかねることもありますし、正に一匹狼という感じのアクの強さが感じられますが、ああいう尖がった人でないとできないことがあり、フリーランサーだからこそできる報道が確実にあり、彼の国内外での活動実績がそれを証明しています。それは今我々にとって生命線となってきています。(性格的に田中氏がそうなる可能性は低そうですが、)このままでは、優秀なフリーランサーが一部の裕福な個人や企業に囲い込まれ、重要な情報が彼等にいいように利用され、一般には報道されじまいになる可能性さえあります(情報分析のプロセスもそうなりつつあります)。
今が最後のチャンスかもしれません。
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