お盆の間実家に帰って、犬を遊ばせるためにゴムボールを投げていたのがよかったのか(そもそもちょっと前までこれさえできなかったのだが)、今日の練習で最後に数本サービスを打ってみたらあまり痛みを感じずに打てた。もちろん軽くだが、大きな進歩で素直にうれしい。上腕から先を内から外に捻る「いつもの」打ち方と、捻らず親指側を伸ばしてゆくスライスサーブを試してみたのだが、後者の方が痛みが強かった。インパクトの衝撃よりも、肩の関節が伸びる方が痛いようだ。ただ、先週よりも遠いボールのボレーやフォアハンドスマッシュでも痛みは弱くなってきた。
さて、とうとう次の巻まで出てしまったので慌てて帳尻を合わせる(?)35巻のレビュー。
タクマの攻撃テニスの印象が強烈だがスコア上は6-4で終わった第1セット。第2セットの第2ゲームで主人公がセンターへのサービスエースで15-30とした場面の「解説の解説」を念のため。
P8最初のコマでタクマのリターン位置が前になると守備範囲が狭くなる理由だが、もちろん時間の余裕がなくなるからだ。サービスを打つ相手に近づく程サービスが飛んでくるまでの時間は短くなる。だからサービスが打たれてからレシーブのために動ける時間的余裕が少なくなる。よって守備範囲=移動できる範囲 が小さくなるわけだ。但し、後ろへ下がるほど、サービスの飛んでゆく範囲はどんどん広がってしまうので、その分レシーバーもたくさん動かなくてはいけない。下がって受けるほどサービスのスピードも落ちるが、どんどん遠ざかるので、取れない、なんてこともある。
で、結局主人公はセット最初のサービスゲームをブレークされてしまうのだが、レシーブでドロップショットを決めてしまうところに、単にポイントを積極的にとりにゆく姿勢だけでなく、タクマの心理的余裕がうかがえる。心に余裕があるとプレイにも余裕が出る。だから強い相手を倒すのは「実力」以上に大変なのだ。
その次のゲームも、タクマはセカンドサーブで221km/hともう「無茶苦茶」である。ただ主人公らしく、絶好調の相手に気圧されることもなく次の自分のサービスゲームはキープして見せる。で、タクマはそんな主人公をよそにとうとう241km/hを叩き出す!子供の頃からのコーチは、一度は挫折した愛弟子が開花した姿に感涙。そしてとうとう主人公の心が折れる瞬間が…
が、もちろん我らがメンタルモンスターは弱気に背負い投げ!
この巻読んで反省しなければならない人間が不肖わたくしを始め日本だけでどれほどいることか!
先生!もう僕は自分が恥ずかしくて死にそうです!
そしてタクマの調子のピークが過ぎ、経験豊富なプロらしく調整・修正してくるものの、主人公はいままで積み重ねてきた頑張りが無駄ではなかったことを確信する。
こうなるとポジティブ思考が雪だるま状態。主人公のスタイルで完璧なサービスキープを見せ、3-5で相手のサービング・フォー・ザ・マッチ。マッチポイントを迎えるが、相手のネットプレイにしぶとく食らいつき、シーソーゲームに。逆にゲームポイントを迎えた途端、負けを覚悟した無心の状態から今度は勝ちたい気持ちからくるプレッシャーに動揺しながらもリターンエースでブレークに成功する。
という白熱した展開が続く本編にもかかわらず、番外編のアメリカ組が最後にさらっていってしまう巻ということになるのか!?
さて、とうとう次の巻まで出てしまったので慌てて帳尻を合わせる(?)35巻のレビュー。
タクマの攻撃テニスの印象が強烈だがスコア上は6-4で終わった第1セット。第2セットの第2ゲームで主人公がセンターへのサービスエースで15-30とした場面の「解説の解説」を念のため。
P8最初のコマでタクマのリターン位置が前になると守備範囲が狭くなる理由だが、もちろん時間の余裕がなくなるからだ。サービスを打つ相手に近づく程サービスが飛んでくるまでの時間は短くなる。だからサービスが打たれてからレシーブのために動ける時間的余裕が少なくなる。よって守備範囲=移動できる範囲 が小さくなるわけだ。但し、後ろへ下がるほど、サービスの飛んでゆく範囲はどんどん広がってしまうので、その分レシーバーもたくさん動かなくてはいけない。下がって受けるほどサービスのスピードも落ちるが、どんどん遠ざかるので、取れない、なんてこともある。
で、結局主人公はセット最初のサービスゲームをブレークされてしまうのだが、レシーブでドロップショットを決めてしまうところに、単にポイントを積極的にとりにゆく姿勢だけでなく、タクマの心理的余裕がうかがえる。心に余裕があるとプレイにも余裕が出る。だから強い相手を倒すのは「実力」以上に大変なのだ。
その次のゲームも、タクマはセカンドサーブで221km/hともう「無茶苦茶」である。ただ主人公らしく、絶好調の相手に気圧されることもなく次の自分のサービスゲームはキープして見せる。で、タクマはそんな主人公をよそにとうとう241km/hを叩き出す!子供の頃からのコーチは、一度は挫折した愛弟子が開花した姿に感涙。そしてとうとう主人公の心が折れる瞬間が…
今こそ その「再検討」の時・・・・
なのに
もう打つ手がない・・
が、もちろん我らがメンタルモンスターは弱気に背負い投げ!
ここまで頑張ってきたよな・・・・
・・・・そう考えたら・・
もし ここが 俺の挑戦の最後になるなら
ここまでこれだけやってきて
最後の最後であきらめるなんて・・・・
もったいなさすぎるよな!!
この巻読んで反省しなければならない人間が不肖わたくしを始め日本だけでどれほどいることか!
勝てなくても勝てる可能性があったっていう実感・・・・
そういう再検討の結果が欲しい!
先生!もう僕は自分が恥ずかしくて死にそうです!
そしてタクマの調子のピークが過ぎ、経験豊富なプロらしく調整・修正してくるものの、主人公はいままで積み重ねてきた頑張りが無駄ではなかったことを確信する。
こうなるとポジティブ思考が雪だるま状態。主人公のスタイルで完璧なサービスキープを見せ、3-5で相手のサービング・フォー・ザ・マッチ。マッチポイントを迎えるが、相手のネットプレイにしぶとく食らいつき、シーソーゲームに。逆にゲームポイントを迎えた途端、負けを覚悟した無心の状態から今度は勝ちたい気持ちからくるプレッシャーに動揺しながらもリターンエースでブレークに成功する。
という白熱した展開が続く本編にもかかわらず、番外編のアメリカ組が最後にさらっていってしまう巻ということになるのか!?
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