あわてて駆け込んだ動物病院・・・。
ワタシは、受付での問診票に、迷わず「コペル」と書き込んでいた。
東京で飼っていたネコの名前がペル(ペルシャのクォーターだったらしい)で、
ネコ=ペル、コネコ=コペルという感じで、すでに「コペル」と呼んでいた。
生年月日は、コペルに初めて遭遇した日から・・ざっくり20日程引いた5月5日にした。
獣医さんに診察してもらうと、ま、野良猫には定番の病気オンパレードだった。
治療をしてもらったので、少し元気になり、連れて帰った。
大きな病気でないとわかって安心したものの、あいかわらず、コペルは、
日中はつかず離れず、家の周りにいて、ゴハンと気まぐれで、おずおずと家の中にきた。
そんな時、困った事態ができた・・・。仕事で、3泊の留守・・・。
コペルは完全にご飯はウチに依存しているし、もう母猫はあまり姿を見せない・・。
私たちは、ペットホテルを頼ることにした。
電話をかけて、聞いてみると・・・ペットホテルから言われた条件が二つ。
外に出るネコは×。ワクチンを打ってないネコは×。
こうして、コペルの出入り用に開けていた窓は閉じられ・・・
最初は、戸惑っていたコペルだったが・・・
完璧にイエネコとなったのだった。
コペロンまる物語6へ続く