朝日新聞は度重なる虚偽報道の責任を取って社長が辞任した。当然でしょう。今日の読売はこれでもかと、解説記事満載だった。
わたしは40年も朝日を取ってきたが、その前は中日新聞だった。なぜ朝日に変えたかというと当時勤め先の同僚が朝日の文化欄が良いと言っていたからです。その同輩は先年亡くなってしまった。朝日にして家内は地元の記事が少ないと不満だった。家内も亡くなった。今は自分一人しか読まない。
・従軍慰安婦の強制連行されたという誤報検証と釈明が33年も経ってからようやくなされたが、言い訳番長に終始し謝罪がないと全マスコミと国民から総批判を受けた。
・福島原発の事故時の所長の事故調査会での訊問調書、いわゆゆる「吉田調書」をどのマスコミより早く手に入れスクープしたのはよいが、所長の「一時退避命令」を、命に反し大半の所員が職場放棄し「撤退」したと記事をねつ造した。(2014.5.20掲載され、5月31日には原発の著書のある門田隆将氏の、第二の従軍慰安婦と同じとするブログを読んだ。11月13日掲載の第三者委員会も本質に踏み込んでいないといっている)
・従軍慰安婦検証記事に謝罪がないと書いた池上彰氏のコラムを、自社批判であると掲載を拒否して問題になった。
まあわたしが理解して読んできた内容は大体以上のようなものだ。もう朝日を取るのは止めようと思うことも再三であるが、暗い寒い早朝から配達されるおばんさんに気の毒でそのままにしている。5時には郵便受けに入っている。夜間頻尿で起きるのでざっと新聞に目を通し二度寝する日課だ。
新聞は事実を正確に伝えることが一番大事で論評は少しでよい。読者が判断しやすいよう解説する記事を少し掲載し判断は読者に任せることだろう。朝日は傲慢体質なので自説を読者にこれでもかと強制し過ぎるのだ。
日課の喫茶店で読む新聞は読売、ときどき中日、空いてさえいれば地元紙、岐阜新聞は欠かさない。岐阜新聞はゴルフ場だよりというコンペ記事がよく見られているし、県内の詳しいお悔やみ一覧も目を通す。スポーツ紙はほとんど読まない。喫茶店で一番人気は岐阜新聞で、取り残される新聞は朝日と定番になっている。額にシワ寄せて読む活字だらけの内容が喫茶店の老人たちに人気がないのだ。
従軍慰安婦検証記事が掲載された少し前、コンペ表彰式のとき朝日を取っていると言ったら、「朝日は思想的に偏っている・・」と、批判する仲間がいた。慰安婦問題後は朝日を取っているとも公言できない肩身の狭さだ。
社会面は付け足し程度、スポーツ面は野球と相撲記事がやら詳しく、ゴルフ記事はいつもベタ記事、高校野球は球児の健康管理も無視するヨイショぶりだ。くだらない御用達識者の論説も多すぎる。