今日26日から、日両首脳がハワイ・真珠湾にある追悼施設・沈没戦艦上の「アリゾナ記念館」を訪問し、首脳会談も行われる。
尊敬できる政治家であったオバマ米大統領の最後の公務であろう。
真珠湾奇襲攻撃は名画「地上より永遠に(ここより とわに)」が思い出される。リバイバル上映を含め何度も見た名作中の名作。
監督 フレッド・ジンネマン
主演 モンゴメリー・クリフト(中隊のラッパ手プルーイット) バート・ランカスター(彼に理解を示す曹長ウォーデン)
フランク・シナトラ(兵士アンジェロ・マジオ) デボラ・カー(夫婦仲が冷めてしまった中隊長ダナ・ホームズの妻カレン) ドナ・リード(プルーイットの恋人ロリーン、ウエイトレス) と役者が揃っていた。
どの場面も印象的であるが、日本の真珠湾奇襲を聞き、隠れ家だったロリーンの部屋から、プルーイットは帰隊しようとする。
”12月7日の朝、日本軍は真珠湾を攻撃した。アルマの家でこの事を知ったプルウは帰隊すると云い張り、アルマの必死の引き留めを振り切って外へ出た。よろめく足をふみしめて兵営に向かった途中で警備兵に発見され、あわやと云う間に射殺されてしまった。数日後、本土へ向かう船の上でカレンは若い女と知り合った。彼女はアルマと云い、戦闘機のパイロットだった許婚者が、真珠湾攻撃の日戦死したと語った。 ” (アルマはロリーン)
後の名画「ゴッド・ファーザー」では著名な監督のベッドの中に、可愛がって飼っていた馬の首を切りシーツの中にそっと入れてあり、目が覚め手に血がついて飛び上がる監督のシーンがあるが、「地上より永遠」に出たかったフランク・シナトラがマフィアに頼み込んだ実話であるという。
安倍さんは変に未来志向とかせず、歴史にきちんと向き合い謝罪してほしい。日本が一方的に奇襲で仕掛けた太平洋戦争の勃発なのだから。
先日の読売新聞「編集手帳」はこの話題に触れ、某評論家が大学の授業で学生に「真珠湾はどこにあるか」と質問したら「三重県」と答えた。と書いていた。