暮れも押し迫って29日、故郷飛騨では苦餅は搗くなと29日の餅つきはしないしきたりだった。
門松とかしめ縄なんてとうにやったことがない。お鏡餅は姉が自家製を届けてくれるので、今年はすべて若世帯にやったので仏壇に飾ってくれるだろう。在所のお餅は防腐剤が入っていないのですぐ黴る。冷凍するよう言っておいた。
嫁の母は長野県境に近い僻地で一人住まいなので若世帯は31日から帰省する。いつも一人の年越しなので何も準備しない。
ガラス掃除もカーテン洗濯も結局やらなかった。まさにゴミ屋敷然とほこりだらけで正月を迎える。
それにしても寒い日がつづく。夜は早くから床に入り、そこそこに眠るが0時半頃から6時半にかけ3回の頻尿で起きる。朝の二度、三度寝は夢を見て深い眠りで起き難い。
今朝は生ゴミ出しの最後の日、袋に半分も溜まっていなかったが出しに行った。いつものモーニング喫茶が定休日で、少し遠くの店へ行った。同じ茶碗蒸しででもここは味も下ごしらえも仕上がりも違い不味い。いつもの松葉は乾燥シイタケまで入っている。
それから練習場の打ち納めに美濃市まで行った。サインは自分でしなくても受付のおばさんが顔で代行してくれる。
上手く打てないし飛ばないし、運動と気晴らしの生活リズムのひとつだ。
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関市の高齢夫婦刺殺事件は無期懲役が確定した。検察が上級庁と協議し、控訴を断念した。女性の太腿に異常な性的関心を持つフェチズム精神障害が認められたようだ。鑑定医は障害と犯罪は無関係と証言していたので、遺族はやり切れないだろう。事件のあった住宅には住めないと訴えていた。「控訴してまでして死刑を求める事例ではない」と、遺族に検察は説明したとある。
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事件や事故の当事者にならないよう来年も心がけなければならない。京都に看護師の勉強に行っている二孫は数日前帰省し、おじいには銘菓のお土産をくれた。優しい心根の娘に育ち2月は国試で、4月には学資援助を頂いた名古屋第一日赤に就職する。
春に教員になった長孫はきつい過労勤務で電通の比に近いが、何とか乗り越え冬休みに入った。電通自殺した娘さんは月115時間だったとか。(115÷21日=5,5時間/日 ) 自分の現職時代はそこまでは行かなかったが長かった。